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J-GLOBAL ID：201702248538923702   整理番号：17A0681361

ガラスへの圧子押込みにおける応力状態とクラック進展過程の動的観察 -くさび形圧子押込みによる2次元的な観察-

著者 (7件)： 比田井洋史 (千葉大学大学院) ,  長谷川良平 (千葉大学大学院) ,  堀江勇太 (千葉大学大学院) ,  千葉明 (千葉大学大学院) ,  松坂壮太 (千葉大学大学院) ,  大沼隼志 ((株)フォトロン) ,  森田昇 (千葉大学大学院)
資料名： 精密工学会誌(Web)  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering (Web))
巻： 83  号： 4  ページ： 381-386(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0462A  ISSN： 1882-675X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 偏光高速度カメラでガラス割断時の応力状態とクラックの進展の基礎的な知見を得るため,スクライビングホイールを模したくさび形圧子を用いてガラス板の端面に押付けて平面応力状態を実現し,内部の応力状態を可視化し,過負荷時の応力状態,垂直/水平クラックの進展とクラック生成に伴う位相差変動を光弾性法で観測し,このクラック進展が完全に除荷後に始まり,最初に垂直,その後に水平に進展すること,この進展と共に周辺の位相差が縮小し,応力が緩和する様子を可視化した。

シソーラス用語： *強化ガラス ,  楔形 ,  *圧子 ,  押込 ,  状態 ,  *過程 ,  高速度カメラ ,  撮像 ,  *可視化 ,  *亀裂 ,  光弾性試験 ,  屈折率 ,  ガラス
準シソーラス用語： *クラック ,  位相差 ,  応力状態 ,  高速画像化 ,  *損傷進展過程 ,  複屈折率

著者キーワード (10件)： Polarizing high-speed imaging ,  birefringence ,  glass ,  crack ,  indentation ,  Polarizing high-speed imaging ,  birefringence ,  glass ,  crack ,  indentation

分類 (1件)： ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z)

引用文献 (18件)：

• 1) 留井直子, 前川和哉, 若山治雄, 冨森紘: ブレークレスホイールによるスクライビングに関する研究: 第1報: 高速度カメラを用いたクラック伸展の観察, 砥粒加工学会誌 53, 11 (2009) 684.
• 2) T. Ono and K. Tanaka: Effect of scribe-wheel dimensions on the cutting of AMLCD glass substrate, J. Soc. Information Display 9, 2 (2001) 87.
• 3) 松坂壮太, 溝渕玄太, 森田昇, 比田井洋史, 千葉明: スクライビングホイールを用いたガラスの割断加工に関する研究, 砥粒加工学会誌 58, 2 (2014) 109.
• 4) B. R. Lawn, A. G. Evans and D. B. Marshall: Elastic/Plastic Indentation Damage in Ceramics: The Median/Radial Crack System, J. Am. Ceram. Soc. 63, 9-10 (1980) 574.
• 5) W. Zhang and G. Subhash: An elastic-plastic-cracking model for finite element analysis of indentation cracking in brittle materials, Int. J. Solids Structures 38, 34-35 (2001) 5893.

タイトルに関連する用語 (10件)： ガラス ,  圧子 ,  押込み ,  応力状態 ,  クラック ,  進展 ,  過程 ,  観察 ,  くさび形 ,  2次元