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J-GLOBAL ID:201702249030733001   整理番号:17A0468255

Salsoleae族(アカザ科)における光合成の分子系統学と形態

Molecular phylogeny and forms of photosynthesis in tribe Salsoleae (Chenopodiaceae)
著者 (8件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 207-223  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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C4植物の多くは,その維管束の周囲にクランツ構造を有するが,アカザ科Salsoleae族に属する植物では,維管束や貯水組織を連続した二層状の同化組織細胞が取り囲むオカヒジキ型クランツ構造を進化させた。本研究では,Salsoleae族の77植物種を供試して,C4光合成の進化について分子系統学と解剖学的な解析を行った。その結果,C4のクランツ構造との比較によって,機能的C3原始クランツ表現型(原始クランツ・シムペグマ型)と光呼吸ポンプを有する中間型(クランツ様シムペグマ型やクランツ様オカヒジキ型)は,C4形成に向けての重要な移行段階であると考えられた。分子系統学的にみて,調査したC3-C4中間型に近縁のC4種は存在せず,祖先型を決定することはできなかった。こうした結果から,オカヒジキ型植物においては,一年生の形態,葉中央の厚壁組織や表面積の減少などの乾燥条件に有利となる形質が繰り返し進化してきたことが示唆された。
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分類 (2件):
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光合成  ,  進化論一般 
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