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J-GLOBAL ID:201702249384837132   整理番号:17A0633089

1.4μmスペクトル域における新しい連続波およびQ-スイッチ型アイセーフNd:YAGレーザー

New continuous-wave and Q-switched eye-safe Nd:YAG lasers at 1.4 μm spectral region
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巻: 19  号:ページ: 045504,1-7  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: D0538C  ISSN: 2040-8978  CODEN: JOOPCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ダイオード励起された固体レーザーは,近年数多くの研究に活用されている。レーザーの応用に関して,約1.4および2.0μmで動作するいわゆるアイセーフ・レーザーは,そのようなレーザーは大部分が水によって吸収され,レーザーが網膜に到達することがないために,多くの注目を集めている。2.0μmのレーザーは,3価のTm3+,Ho3+およびそれらの同時ドープされたレーザー利得媒体で得ることができる。しかし,Tm3+およびHo3+のドープされた2.0μmレーザーは,典型的な準3準位システムで,効率的な分布反転のためには常に高い励起密度を必要とし,一般的に1.4μmレーザーは水による吸収などの避けられない再吸収損失が生じる。1.44μmレーザーは,3価のNd3+レーザー利得媒体において,真の4準位スキームで動作するため,再吸収の問題がない。本稿では,1.4μmスペクトル領域における新しい連続波およびQ-スイッチ・アイセーフNd:YAGレーザーについて報告する。本研究では,ポンプ光源として標準的な808nmダイオードレーザーを使用して,1.4μmのNd:YAGレーザーの特性を詳細に研究した。ガラスエタロンの助けを借りて,Nd:YAGの主な発光ピークは全て高出力で,効率的に得ることができる。一方で,Qスイッチまたはモードロックモードで動作する眼に安全なレーザーは,大きなパルスエネルギーを持つためにより適している。従って,単層カーボンナノチューブ(SWCNT)を可飽和吸収体(SA)として用い,2波長のアイ・セーフNd:YAGレーザの発振に成功した。SWCNTナノ材料を用いた以前の研究において,1.06μm,1.3μmおよび2.0μmで有効であることが確認されている。しかし,重要な1.4μmのスペクトル領域に関する報告はまだない。研究結果から,約0.49μsの狭いパルス幅を持つ1413nmと1443nmの2波長Qスイッチレーザ動作を初めて確認することができた。
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分類 (1件):
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固体レーザ 
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