細胞接着増進のためのパターンづけしたポリ(ドーパミン)フィルム

CHEN Xi; CORTEZ-JUGO Christina; CHOI Gwan H.; BJOERNMALM Mattias; DAI Yunlu; YOO Pil J.; CARUSO Frank

文献

J-GLOBAL ID：201702249884772809 整理番号：17A0522079

細胞接着増進のためのパターンづけしたポリ(ドーパミン)フィルム

Patterned Poly(dopamine) Films for Enhanced Cell Adhesion

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資料名：
巻： 28 号： 1 ページ： 75-80 発行年： 2017年01月
JST資料番号： W0169A ISSN： 1043-1802 CODEN： BCCHES 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

EtOH-H₂O(1:1)溶液に均一粒径ポリスチレン(PS;D_h=0.5,1.7μm)を貯音波分散させた。ペトリ皿の中央にシリコンウエハをのせ,その上にPSビーズ分散液を滴下してPS単分子アレイを形成させ,水溶液相に水を滴下してPS粒子層を親水性ウエハから空気-水界面に浮遊させた。ドーパミンをTris緩衝溶液に溶解し,ペトリ皿の水槽に注入して暗所に16h静置し,自発的酸化重合でポリ(ドーパミン))PDA)フィルムを形成させた。フィルムをカバースリップ状に移してシリコンウエハを取り除いて浮遊フィルムを低部に沈め,PSテンプレートをTHFに溶解っせ手除き,パターンづけしたPDAフィルムを得た。フィルムをSEMとタッピングモードAFMで観察し,5μm径の円が六方配列し,溝深さ~0.1μmのパターンづけされたPAフィルムを確認した。同様にしてPS粒子を用いない平坦なPDA膜も得て,細胞培養テストに供した。ヒト腫瘍細胞(HeLa細胞)とラット間葉系幹細胞をこれらの上で培養し,いずれにも細胞毒性はないこと,および細胞接着度が犠牲PSビーズ粒径に依存して平坦なPDA膜より増進していることを認めた。

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芳香族単環フェノール類・多価フェノール , 単独重合 , 高分子固体のその他の性質 , 細胞・組織培養法

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