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J-GLOBAL ID：201702249900808033   整理番号：17A0704388

強化されたカスケード生体触媒を可能にする多酵素系の空間的コロケーションと位置組立のための足場としての磁気金属-有機フレームワーク【Powered by NICT】

Magnetic metal-organic frameworks as scaffolds for spatial co-location and positional assembly of multi-enzyme systems enabling enhanced cascade biocatalysis

著者 (5件)： Chen Sijia (Beijing Key Laboratory of Bioprocess, College of Life Science and Technology, Beijing University of Chemical Technology, Beijing 100029, China. [e-mail]) ,  Wen Liyin ,  Svec Frantisek ,  Tan Tianwei ,  Lv Yongqin
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 34  ページ： 21205-21213  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 磁気多酵素ナノシステムは磁気Fe_3O_4ナノ粒子の存在における酵素と金属-有機骨格H KUST-1前駆体の共沈により調製した。二酵素の空間共局在は,layer-by-layer位置集合戦略を用いて達成した。グルコースオキシダーゼ(GOx)とセイヨウワサビペルオキシダーゼ(HRP)をカスケード生体触媒作用のためのモデル酵素として用いた。酵素の空間位置を制御することにより,三二酵素ナノシステムGOx@HRP@HKUST 1@Fe_3O_4,GOx HRP@HKUST1@Fe_3O_4とHRP@GOx@HKUST 1@Fe_3O_4は,GOxとH RPを含む層が近接した調製した,HKUST-1内部層中にカプセル化された,あるいはHKUST-1外殻上に固定化された,または二MOF層中にランダムに分布した。それらの特性を,透過型電子顕微鏡,エネルギー分散X線分光法,Fourier変換赤外分光法,X線回折,熱重量分析,及びゼータ電位測定によりキャラクタライズした。最高活性はpH=6と20°Cの温度で観察された。酵素の良好な位置決めのおかげで,GOx@HRP@HKUST 1@Fe_3O_4ナノ系は,Michaelis定数K_m=0.8mmol・L 1~( 1)と最大反応速度V_max=11.3μL~( 1)分~ 1を有する優れた動力学を明らかにした。酵素HKUST I複合体は,遊離酵素に比べて著しく高い操作安定性を示した。本研究では,明確なナノ構造を持つ空間的に組織化された複合酵素系への簡単で有用な方法を提供し,全体的な生物触媒効率を大いに高めた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： セイヨウワサビペルオキシダーゼ ,  *磁気 ,  複合体 ,  透過型電子顕微鏡 ,  *バイオ触媒 ,  ナノ構造 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  *複合酵素系 ,  Michaelis定数 ,  *酵素 ,  触媒活性 ,  グルコースオキシダーゼ ,  ナノ粒子 ,  酵素活性度 ,  熱重量分析
準シソーラス用語： 固定化 ,  HKUST-1 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 分析機器  (CC02020S) ,  生化学的分析法  (EA03030G) ,  酵素の応用関連  (EB09100B)

タイトルに関連する用語 (9件)： 強化 ,  カスケード ,  生体触媒 ,  多酵素系 ,  コロケーション ,  組立 ,  足場 ,  磁気 ,  金属-有機フレームワーク