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J-GLOBAL ID:201702250045412078   整理番号:17A0507271

X線CT観察による北東北の縄文時代晩期の漆櫛の製作技術

著者 (4件):
資料名:
号: 72  ページ: 29-43  発行年: 2017年02月13日 
JST資料番号: L5486A  ISSN: 0288-5964  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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縄文時代の漆櫛は櫛頭部の横幅より縦方向に長い堅櫛が多く,櫛歯を束ね,結束して塑形材で固め,表面に赤色漆を塗って製作されている。縄文時代後・晩期の漆櫛(秋田県中山遺跡出土2点,八幡崎(1)遺跡出土3点)のX線CT像から資料内部の3次元モデルを作成して,縄文時代後・晩期の漆櫛の製作過程を明らかにする検討に関連して,下記の項目について説明した。1)X線CT撮影と観察方法,2)CT像から見た内部構造,3)漆櫛内部構造の3次元モデルの作成方法,4)櫛歯の配置-歯元付近の断面形状を円形,頭頂部付近を板状に薄く切削する共通点,5)漆櫛の結歯の方法-2つのパターン(紐のみで結束する方法と櫛歯の直交方向の横架材と紐を用いて結束する方法),6)塑形材と顔料-漆,植物繊維およびベンガラ。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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木質材料の製造・加工一般  ,  X線技術 
引用文献 (25件):
  • 江坂輝弥 1955「日本最古のクシ-縄文文化末期-」科学朝日 15巻8号 pp.4-6
  • 恵庭市教育委員会 2003『恵庭市カリンバ3遺跡』
  • 岡田文男・成瀬正和・中川正人 1993「松原内湖遺跡出土漆塗り木製品の材質と技法」『松原内湖遺跡発掘調査報告書II-木製品-(本文編)』滋賀県教育委員会 pp.65-75
  • 尾上町教育委員会 1964『八幡崎遺跡発掘調査概要』
  • 片岡太郎・上條信彦 2014『亀ヶ岡文化の漆工芸I 青森県板柳町土井(1)遺跡漆製品の自然科学・保存科学的研究』弘前大学人文学部北日本考古学研究センター
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