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J-GLOBAL ID:201702250313567751   整理番号:17A0317558

がんの局所光力学療法のためのポルフィリン色素生体高分子キトサン膜【Powered by NICT】

Porphyrin dye into biopolymeric chitosan films for localized photodynamic therapy of cancer
著者 (7件):
資料名:
巻: 151  ページ: 160-171  発行年: 2016年 
JST資料番号: E0961A  ISSN: 0144-8617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポルフィリンとその誘導体のいくつかはよく知られており,癌(PDT)の光線力学療法のための光増感剤(PS)として広く用いられている。本研究では,溶液中で合成した非対称ポルフィリン色素のキャラクタリゼーションと評価をPDTのためのPSとして使用される。分子もPSに固有のが,より重要ないくつかの欠点を追い越そうとする,局所治療薬として適用されるポルフィリン/生体高分子で構成されたシステムの可能性を評価するために,キトサン,ポリエチレングリコール(PEG)とゼラチンで構成された生体高分子フィルムに組み込んだ。FTIR分光法は,研究した膜の作製に関与する高分子間の強い相互作用を示した:膜1:キトサン,膜2:キトサン/PEGと膜3:キトサン/ゼラチン。溶液中の色素と三種類の生体高分子膜に実施した光化学的研究。基底状態吸収は溶液中のこれらの種類の染料の特徴的なバンドを示し,また,膜中に取り込まれた。キトサン/ゼラチンへのポルフィリン/キトサンとポルフィリンから成る膜は,蛍光強度,量子収量及び寿命の強い消光効果を示す非発光凝集体の存在を明らかにした。このようにして,キトサン/PEG膜中に取込まれたポルフィリンから成るシステムが最良の蛍光量子収率と寿命を示した。過渡吸収スペクトルは全ての系励起に続くポルフィリンの励起三重項状態の形成を示し,光毒性種の生成,すなわち一重項酸素に特別な重要性を得られた。一重項酸素の量子収率も決定し,得られた結果は,溶液中の染料だけでなく染料の異なる基板に非常に有望である。三つの異なる膜緩衝液への染料の放出を評価し,数日後に染料は,酸性条件では基板により完全に放出されたと結論した。共焦点顕微鏡は,HeLa細胞(ヒト子宮頚癌細胞株)への研究した化合物の細胞内局在の定量に用いた。PS抗癌活性の評価はPDT研究のための特別な重要性を仮定している。HeLa細胞への暗と光毒性研究で照射した,従って,毒性を実施した場合,このシステムは,暗闇では毒性がより少なく,より活性であるべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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