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J-GLOBAL ID:201702250547416767   整理番号:17A0869707

ハエ動き検知細胞が構成する両側ネットワークの安定性解析

Analysis of Stability for Bilateral Network of Fly Motion-Sensitive Neurons
著者 (4件):
資料名:
巻: 117  号: 109(NC2017 5-19)  ページ: 109-114  発行年: 2017年06月16日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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呈示される刺激に複数の解釈が存在するとき,多重安定な知覚が生じる。近年,Tang and Juusolaの研究により,ショウジョウバエにおいても多重安定な知覚が生じている可能性が示唆されている。この研究結果を受け中本らは,ショウジョウバエにおける視知覚の切り替わりが,視葉内にある動き検知細胞のネットワークLobula plate tangential cells(LPTCs)に起因すると仮説を立て,そのネットワークの安定性解析を行った。その結果,前進刺激もしくは後退刺激が与えられたとき,LPTCsネットワークが多安定になることが示された。本研究では,Suzuki et al.及び中本らが構築したモデルを参考にして6-LPTCs及び16-LPTCsという2つの数理モデルを構築した。Suzuki et al.及び中本らの研究では,経験的な観点でgradedシナプス伝達のメカニズムをモデル化していたが,本研究では,ヒルの生理データを元に構築されたモデルを用いた。2つのモデルのシミュレーションの結果,前進刺激および後退刺激を与えた場合,ネットワークが多安定になることが確認できた。この結果は,ショウジョウバエにおける視知覚の多安定性とLPTCsネットワークの活動には関連があることを示唆する。(著者抄録)
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