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J-GLOBAL ID:201702250918999471   整理番号:17A0045787

APX1遺伝子の機能欠失突然変異の結果,Arabidopsis thalianaのセレニウム耐性が増強した

Loss-of-function mutations in the APX1 gene result in enhanced selenium tolerance in Arabidopsis thaliana
著者 (8件):
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巻: 39  号: 10  ページ: 2133-2144  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: W0792A  ISSN: 0140-7791  CODEN: PLCEDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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過剰なセレニウム(Se)は植物の成長発育に悪影響を及ぼすことが一般的認められている。多くの研究で,植物のセレニウム耐性に関与する主要な遺伝子が同定されたが,その分子メカニズムの完全な理解はほど遠い。本研究で,筆者らは,Seストレスにおいて根伸長と乾燥重を増加したので,突然変異体XVEプール系統からArabidopsisのセレニウム耐性突然変異体を分離し,細胞質アスコルビン酸ペルオキシダーゼ(APX1)をコードする遺伝子をクローニングした。他の2つのAPX1遺伝子ノックアウト対立遺伝子系統もセレニウム耐性であり,APX1補足COM1はSeストレス下で野生型の成長状態を回復した。それに加え,Seストレスに直面したときに,これらのAPX1対立遺伝子系統は,野生型植物より多くのSeを蓄積した。さらに解析して,APX1介在Se耐性が,少なくとも部分的には抗酸化酵素,カタラーゼ,グルタチオンペルオキシダーゼとグルタチオンレダクターゼの活性増強と関連することを明らかにした。さらに,突然変異体のSe耐性の増強は,グルタチオン(GSH)合成とそれによるGSH含量の増加に関与するGSH1遺伝子の高い発現レベルを示すGSHと関連した。筆者らの結果は,APX1遺伝子の機能欠失の結果Seストレスに耐性になることを示す遺伝的証拠を提供する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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著者キーワード (5件):
分類 (2件):
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分子遺伝学一般  ,  植物生理学一般 
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