抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アルゴリズムとコンピュータ性能の向上により,Structure from Motion(SfM)はインターネット上の大量の画像においても適用できるようになった。一方で近年,魚眼レンズのカメラが一般に普及しており,透視投影カメラ以外で撮影された特殊な画像も,今後インターネット上に集まると考えられる。そこで,本研究では複数のカメラモデルの画像を入力として3次元復元を行うためのSfMのフレームワークを提案する。初めに,Affine-SIFTを用い複数のカメラモデルで撮影された全入力画像から特徴点を検出し,全画像間で対応付けを行う。この特徴点を球面座標系に変換することで異なるカメラモデルを同じ枠組みで考えることができ,その後の処理の多くを球面座標系上で行うことで,各画像の外部パラメータと撮影シーンの3次元復元を行う。提案手法は,球面座標系を導入することでカメラモデルに依存しない3次元復元を行うとともに内部パラメータも同時に最適化する,汎用性の高いフレームワークである。実験では,透視投影カメラと魚眼カメラの両方を用いた画像群に対して提案手法を適用し,各カメラのみを用いた場合と比較することで,手法の有効性を検証した。(著者抄録)