抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,人の滞在時間や移動時間に基づいて変形した地図「行動マップ」を生成するシステムを提案する。そのために,様々な移動手段,人,時間帯,季節のデータが含まれた長期間の移動データを収集する。行動マップは,人々の生活の中での滞在時間や移動時間を基準に変形することで,生活空間だけではなく,時間感覚も含めた「生活時空間」を可視化できる,と考えられる。また,行動マップを見ることによって,ユーザが自身の住んでいる街に対してどのような考えや気付きを得るかに関する調査を行う。提案手法の具体的な実装として,行動マップ生成システムを試作する。この試作システムを用いた予備検討として,ユーザや季節による行動マップの比較を行う。さらに,行動マップを他人と見せ合い議論を行い,ユーザ間で交わされた気付きの調査を行う。(著者抄録)