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J-GLOBAL ID:201702251572322891   整理番号:17A0706935

世界の港湾の荷役状況(Container Terminal Automation Conference:Beyond Moves Per Hour&The Future of Containerization)における自動荷役コンテナターミナルの議論の方向(その1)

著者 (1件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 312-320  発行年: 2017年05月25日 
JST資料番号: S0426A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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2017年4月19日と20日の2日間,ロンドンで「Container Terminal Automation Conference」が開催された。主催者はPort Technology International(PTI)で,参加者は83社,118名であった。会議のテーマは初日は「自動荷役の普及における課題」,2日目は「新たな物流の技術開発が自動荷役コンテナターミナルに与える影響」となっている。Sea Intelligence ConsultingのCEOは,次のように現状を認識していることを説明した。1)コンテナ船の船腹量と供給量を比較すると,2010年以降,2016年は初めて需要(2.9%)の伸び率が供給(1.5%)よりも上回つたが,依然として供給過剰な状況が続いている。2)船腹量の供給過剰率(供給/需要)は,対2006年で比較すると,2016年の時点で35%まで上昇したが,今後は,需要により現状維持か,徐々に解消へ向かうと予想されるが,依然として20%以上の供給過剰状態が続く。3)コンテナの輸送に使用されたコンテナ船の船型は,2016年~2018年で,10,000TEU型以上の大型コンテナ船が伸びており,特に18,000TEU~21,000TEU型の伸びが顕著である。Drewry Maritime Instituteからは,新規開発されるコンテナターミナルヘ投資することはリスクが高く,むしろ,既存のコンテナターミナルに投資を集中すべきであると提言された。更に,世界のコンテナ港湾を規模とターミナル数の相関で見ると,ひとつのターミナルのコンテナ取扱規模の指標として500万TEU/年が最も効率的で最適であると主張している。本文では,プロセスとパフォーマンス,完全自動化ターミナルと荷役設備,サプライチェーンと自動化との融合,トレーニングの重要性の各セッションでの発表内容も紹介されている。
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分類 (2件):
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その他の特殊貨物船  ,  港湾施設,港湾工事 

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