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J-GLOBAL ID：201702251927353060   整理番号：17A0325301

ポリオキソ金属酸塩としゅう酸塩配位子に基づく光応答性鉄含有複合体における光誘起脱炭酸反応【Powered by NICT】

Light-induced decarboxylation in a photo-responsive iron-containing complex based on polyoxometalate and oxalato ligands

著者 (5件)： Duan Yan (Instituto de Ciencia Molecular (ICMol), Universitat de Valencia, c/Catedratico Jose Beltran, 2, 46980 Paterna, Spain. [e-mail] [e-mail]) ,  Waerenborgh Joao C. ,  Clemente-Juan Juan M. ,  Gimenez-Saiz Carlos ,  Coronado Eugenio
資料名： Chemical Science (Web)  (Chemical Science (Web))
巻： 8  号： 1  ページ： 305-315  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7042A  ISSN： 2041-6539  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二Fe(iii)イオンは同時に二[AαPW_9O_34]~IXポリオキソ金属酸塩単位と二オキサラト配位子が配位している新しい光応答性分子ポリアニオンが得られた。UV光で照射するとそのカリウム塩,1は顕著な光着色効果を示し,混合原子価種を生じるPOM単位の部分還元に起因する。光誘起過程は分子内であり,Fe(3)とPOMへのオキサラト配位子,CO_2を放出する分解部分的に,からの電子移動を含んでいる。この機構は,DRS,IR,XPSおよびMoessbauer分光法,磁性及び元素分析により確認した。1を含むマロナト配位子の類似誘導体は,そのような光活性挙動,シュウ酸塩配位子である1の光活性に不可欠であるという証拠を示さなかった。我々の知る限りでは,1は光着色効果は分子間の短い相互作用の存在を必要としない最初のPOM系化合物である。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *脱炭酸反応 ,  カリウム ,  Moessbauer分光法 ,  着色 ,  *複合体 ,  混合原子価 ,  元素分析 ,  紫外線 ,  電子移動
準シソーラス用語： ポリアニオン ,  光活性化 ,  *光誘起 ,  *光応答 ,  *オキサラート ,  *ポリオキソメタレート , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X) ,  第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y)

タイトルに関連する用語 (8件)： ポリオキソ金属酸塩 ,  しゅう酸塩 ,  配位子 ,  光応答 ,  鉄 ,  複合体 ,  光誘起 ,  脱炭酸反応