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J-GLOBAL ID:201702252042942366   整理番号:17A0291815

果物生産における植物ホルモンの働きと利用 植物ホルモン「オーキシン」の生合成阻害剤の開発と植物成長調節剤としての応用

著者 (3件):
資料名:
巻: 50  号: 11  ページ: 345-352  発行年: 2017年02月24日 
JST資料番号: L2274A  ISSN: 0289-8233  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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オーキシンは,植物の発生,細胞分裂,細胞分化,成長促進,環境応答などほとんど全ての成長過程に関与する植物ホルモンである。主要な天然オーキシンであるインドール-3-酢酸(IAA)の生合成経路は,L-トリプトファン(Trp)からインドール-3-ピルビン酸(IPyA)をへてIAAになる経路の他にも種々の経路が考えられているが,詳細はわかっていない。オーキシン生合成阻害剤があればより詳細な解析が可能となる。著者らは,TrpからIPyAへの生合成酵素TAA1/TARsの阻害剤としてL-α-アミノエトキシビニルグリシンから2-アミノオキシ-3-ナフチル-2-イル-プロパン酸を見いだした。また,IPyAからIAAへの酵素YUCCAの阻害剤として4-ビフェニルボロン酸(BBo)と4-フェノキシフェニルボロン酸(PPBo)を見いだした。これらをケミカルプローブとして生合成経路の解析を進めている。さらに,並行して実用植物対する活性評価も行ったが,トマトの試験で植物成長調節剤として使用するには,更なる改良が必要であった。一方で,青果物や生花などの場合に効果的作用を示す例もあった。
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分類 (3件):
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発生,成長,分化  ,  植物ホルモン  ,  植物成長調整剤 
物質索引 (3件):
物質索引
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引用文献 (21件):

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