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J-GLOBAL ID：201702252133028235   整理番号：17A0665528

羊毛ケラチンの溶解のための高能力を持つDBNベースイオン液体【Powered by NICT】

DBN-based ionic liquids with high capability for the dissolution of wool keratin

著者 (6件)： Liu Xue (College of Chemistry and Chemical Engineering, Qufu Normal University, Shandong 273165, China) ,  Nie Yi ,  Meng Xianglei ,  Zhang Zhenlei ,  Zhang Xiangping ,  Zhang Suojiang
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 4  ページ： 1981-1988  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 増大する関心はそれらの調整可能な優れた特性のために羊毛ケラチンの溶解のための溶媒としてのイオン液体(ILs)の使用で示された,異なる構造を持つILsは羊毛の異なる溶解能力を持っていることを課題であるという事実にもかかわらず,した。本研究では,異なるアニオンと1,5-ジアザビシクロ[4.3.0]-non-5-エン(DBN)をベースにした一連のイオン液体を設計および使用した羊毛ケラチンの溶解した。溶解能力に対するILsの構造の影響を系統的に研究し,ヤギ羊毛の高い溶解能力を持つ最適ILは最終的にヤギ羊毛完全な溶解に要する時間と再生ケラチンの特性を考慮した全体によって得られた。ILsの極性(E)及び水素結合塩基度(β)の制御因子として作用し,カチオンとアニオン両者は,ILの溶解能力,羊毛ケラチンの溶解のための新しい機能的ILsの設計と合成に重要な役割を果たしているに顕著な影響を及ぼすことが分かった。さらに,最適IL1-エチル-1,5-ジアザビシクロ[4.3.0] ノナ 5 エニウム ジエチルホスファート([DBNE]DEP)中の8wt%ヤギ羊毛の完全な溶解に要する時間は,393Kで3時間であり,相対結晶化度,αヘリックスの含有量,および[DBNE]DEPから再生したケラチンの分解温度は他のILsからのそれよりも高かった(60.99%,57.88%,および521K)であった。,ジスルフィド結合の破断比はわずか53.46%に減少した。さらに,[DBNE]DEPは安定な構造と良好な溶解能を有する少なくとも5回再使用することができ,DEP IL/keratin溶液の非Newton指数,n,はすべて約0.8であり,これはDEP IL/keratin溶液を紡糸の点で良好な展望を持つことを意味する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *溶解 ,  ジスルフィド結合 ,  *羊毛 ,  紡糸 ,  結晶度 ,  アニオン ,  破断 ,  *ケラチン ,  極性 ,  再利用 ,  カチオン ,  *イオン液体 ,  分解温度 ,  水素結合
準シソーラス用語： αヘリックス , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 融解塩  (CB05050R) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (6件)： 羊毛 ,  ケラチン ,  溶解 ,  能力 ,  DBN ,  イオン液体