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J-GLOBAL ID:201702252153382636   整理番号:17A0366015

Mg_xZn_1 xFe_2O_4ナノフェライトの構造的,熱的および磁気的研究:磁気異方性に及ぼす交換相互作用の研究【Powered by NICT】

Structural, thermal and magnetic studies of MgxZn1-xFe2O4 nanoferrites: Study of exchange interactions on magnetic anisotropy
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巻: 42  号: 16  ページ: 19179-19186  発行年: 2016年 
JST資料番号: H0705A  ISSN: 0272-8842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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化学式Mg_xZn_1 xFe_2O_4(x=0.5,0.6,0.7)の多結晶ナノフェライトを共沈法で合成し,続いて構造的,熱的および磁気的性質を調べるために800°Cまで加熱した。試料をXRD,FTIR,TGA-DSC,SQUID及びMoessbauer分光法を用いて特性化した。Mg~2+の置換と熱処理の相乗効果は,格子定数(a)と結晶サイズ(D)のランダムな変動をもたらした。FTIR研究は,立方晶スピネル構造の形成を明らかにした。組成xが0.6と0.7の八面体バンドの広がりは,これらの試料中の種々のサイズのフェライト粒子の分布に起因している。ヒステリシスループの特性は,超常磁性の状態におけるフェライト粒子の性質を反映している。室温での飽和磁化は組成x=0.7は44.03emu/gで報告されている。保磁力の変化は主にナノ粒子の性質から生じる交換相互作用により影響される磁気異方性の変化によるものである。ブロッキング温度は10-30Kの範囲にあり,それらの変化を結晶磁気異方性の変化の線ではなく結晶粒径の変化に起因していた。組成x=0~0.6の四面体(A)と八面体(B)サイトでのZeeman分裂は,磁気結晶異方性のnanoparticles/or増加のコアの大きさの増加のために期待されている。異性体シフトと四重極分裂値の範囲は,Fe~3+イオンの存在とこの系におけるFe~2+イオンの不在を明らかにした。超常磁性状態で存在するフェライトナノ粒子は温熱療法による癌治療のような生物医学的応用のための有望な候補である。結果は,磁気結晶異方性に及ぼす交換結合エネルギー変化を推定カチオン再分布の観点から解釈した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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セラミック・陶磁器の製造  ,  酸化物結晶の磁性 
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