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J-GLOBAL ID：201702252159383777   整理番号：17A0215821

抗生物質耐性と戦うためのインドールベースの武器:構造-活性相関研究

Indole Based Weapons to Fight Antibiotic Resistance: A Structure-Activity Relationship Study

著者 (10件)： LEPRI Susan (Univ. Perugia, Perugia, ITA) ,  BUONERBA Federica (Univ. Perugia, Perugia, ITA) ,  GORACCI Laura (Univ. Perugia, Perugia, ITA) ,  VELILLA Irene (Univ. Perugia, Perugia, ITA) ,  RUZZICONI Renzo (Univ. Perugia, Perugia, ITA) ,  SCHINDLER Bryan D. (John D. Dingell Dep. of Veterans Affairs Medical Center, Michigan, USA) ,  SEO Susan M. (John D. Dingell Dep. of Veterans Affairs Medical Center, Michigan, USA) ,  KAATZ Glenn W. (Wayne State Univ. School of Medicine, Michigan, USA) ,  KAATZ Glenn W. (John D. Dingell Dep. of Veterans Affairs Medical Center, Michigan, USA) ,  CRUCIANI Gabriele (Univ. Perugia, Perugia, ITA)
資料名： Journal of Medicinal Chemistry  (Journal of Medicinal Chemistry)
巻： 59  号： 3  ページ： 867-891  発行年： 2016年02月11日 
JST資料番号： D0102A  ISSN： 0022-2623  CODEN： JMCMAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Staphylococcus aureusの抗生物質耐性を克服するために,抗生物質耐性に寄与することが知られる排出ポンプNorAを標的とした薬剤の開発を試みた。過去の研究から,インドールスカフォードがNorAに対する阻害活性を示したことから,インドールスカフォードのC5位,C3位,あるいはN1位を修飾した48種類の化合物を合成し,それらのnorA過剰発現型S.aureusの臭化エチジウム(EtBr)排出に対する阻害活性を調べた。インドールのC5位を末端に環状アミノ基を持つプロポキシル鎖のような適切な置換基で修飾したとき,EtBr排出に対する阻害活性が向上することが分かった。EtBr排出が向上した化合物に関する予備的な薬物動態研究から,N-ベンジル分子の存在が阻害活性および薬物動態の双方に貢献することも分かった。優れた阻害活性および薬物動態を示す化合物は,抗生物質シプロフロキサシンの抗菌活性を相乗的に向上することができた。これらの知見は抗生物質耐性菌に対する治療法の開発に役立つ。

シソーラス用語： 黄色ぶどう球菌 ,  *耐性菌 ,  *抗細菌薬 ,  膜タンパク質 ,  ドラッグデザイン ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  構造活性相関 ,  化学合成 ,  薬物動力学 ,  相乗作用 ,  脂環式化合物 ,  芳香族フッ素化合物 ,  ケト酸
準シソーラス用語： *抗生物質耐性菌 ,  排出ポンプ阻害薬 ,  NorA ,  インドール誘導体

分類 (2件)： 抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S) ,  窒素複素環化合物一般  (CF07040G)

物質索引 (4件)： シプロフロキサシン ,  1-ベンジル-2-メチル-5-(2-ピペラジノエトキシ)-1H-インドール-3-カルボン酸エチル ,  1-ベンジル-2-メチル-5-(3-ピペラジノプロポキシ)-1H-インドール-3-カルボン酸エチル ,  1-ベンジル-2-メチル-5-(3-アミノプロポキシ)-1H-インドール-3-カルボン酸エチル

タイトルに関連する用語 (6件)： 抗生物質耐性 ,  インドール ,  武器 ,  活性 ,  相関 ,  研究