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J-GLOBAL ID:201702252529093193   整理番号:17A1910022

野菜類の微小害虫を対象とした新たな誘引・忌避技術の開発 農業害虫の「選り好み」を利用して植物ウイルス病を防ぐ

著者 (2件):
資料名:
巻: 55  号: 12  ページ: 792-794  発行年: 2017年11月20日 
JST資料番号: G0527A  ISSN: 0453-073X  CODEN: KASEAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,農作物におけるウイルス病を媒介する微小病害虫の防除が問題になっている。微小であることや農薬耐性により,殺虫防除が難しくなっていることがその原因である。そのため,農薬の使用ではなく,害虫の忌避,誘引を誘導する物質を用いた防除が検討されている。グリセリン酢酸脂肪酸エステルは食品添加物であるが,コナジラミの忌避を誘導し,交尾行動を抑制することから,農薬の代替使用が期待されている。また,深刻な被害を生じるアザミウマに関しても,トマト黄化えそウイルス(TSWV)が,感染した植物の防御反応に影響し,植物におけるジャスモン酸蓄積の制御を介した,ミカンキイロアザミウマを誘引することが明らかになった。こうしたメカニズムを利用し,ジャスモン酸散布とアザミウマの忌避行動を検討した結果,ジャスモン酸をアザミウマ忌避剤として利用できる可能性が明らかになった。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
分類
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害虫に対する農薬  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  植物の病虫害防除一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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