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J-GLOBAL ID:201702252706722499   整理番号:17A0317468

癌免疫療法のためのカーボンナノチューブベースワクチンデリバリーシステムを用いた抗原提示細胞の二重刺激【Powered by NICT】

Dual stimulation of antigen presenting cells using carbon nanotube-based vaccine delivery system for cancer immunotherapy
著者 (8件):
資料名:
巻: 104  ページ: 310-322  発行年: 2016年 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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抗癌免疫組合せ治療法は有望な結果を示しているが,効率的な腫瘍根絶は抗腫瘍免疫応答のさらなる強化を必要とする。nanovaccinologyの新興分野では,多層カーボンナノチューブ(MWNT)を腫瘍抗原ナノキャリアとして顕著な可能性を示した。それにもかかわらず,同時デリバリー抗原中のMWNTの利用と共に抗原提示細胞(APC)への異なるタイプの免疫アジュバントのはまだ調べられていない。シトシン-ホスファート-グアニンオリゴデオキシヌクレオチド(CpG)と抗CD40Ig(αCD40)の同時デリバリー,免疫アジュバントとして,モデル抗原卵白アルブミン(OVA)と共にMWNTを利用する,OVA発現腫瘍細胞に対する誘導された免疫応答を増強する仮説を立てた。APCにMWNTを用いたOVAとCpGの同時デリバリーのための効果的な方法を検討した。MWNT上へ担持する前にOVAとCpGの共有結合はCpG仲介アジュバント活性を著しく増加させ,in vitroおよびC57BL/6マウスで有意に増加したOVA特異的T細胞反応によって証明された。αCD40をさらに免疫応答を強化する第二免疫アジュバントとして含まれていた。OVA,CpGとαCD40によるin vitroおよびin vivoで誘導された免疫応答は,MWNTへの共導入により著明に増強された。さらに,MWNTは,共装荷したOVAの能力,CpGと皮下または肺擬転移性腫瘍モデルにおけるOVA発現B16F10黒色腫細胞の増殖を阻害するαCD40を著しく改善した。それ故,本研究は,腫瘍由来抗原,CpGとαCD40の同時デリバリーのためのMWNTsの利用は,効率的な腫瘍根絶のための有効な方法であることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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