文献
J-GLOBAL ID:201702253380808120   整理番号:17A0370046

潜在的生物的保存料:化学組成,Alpinia guinanensisの葉精油の抗菌活性および溶血活性【Powered by NICT】

A potential biopreservative: Chemical composition, antibacterial and hemolytic activities of leaves essential oil from Alpinia guinanensis
著者 (4件):
資料名:
巻: 94  ページ: 281-287  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
精油(EOs)は,より安全な生物保存料としての可能性に対して大きな関心を集めている。Alpinia guinanensis一種が中国で観賞用植物,食品香辛料,民間薬として広く使用されている。本研究では,潜在的バイオ保存剤としてA.guinanensisの葉EOを検討することを目的とした。葉精油の化学組成,抗菌活性,機構と溶血を初めて研究した。ガスクロマトグラフィー(GC)とガスクロマトグラフ質量分析(GC MS)は主要な成分は1,8 シネオール(43.11%),α-フェランドレン(17.17%)およびβ-ピネン(14.51%)であることを示した。葉EOは2.5から5.0mg/mLの範囲の最小発育阻止濃度(MIC)で試験した食品媒介病原性細菌(黄色ぶどう球菌,枯草菌,緑膿菌,大腸菌)に対して広い抗菌活性スペクトルと16.5mmから23mmに抑制ゾーン(DIZ)の直径を示した。黄色ぶどう球菌に対する葉EO(23.0 mm)のDIZは抗生物質ストレプトマイシン(18.3 mm)のそれよりも顕著に大きかった。走査電子顕微鏡(SEM)観察及び細胞透過性アッセイは葉EO膜透過性増加を示し,細胞内電解質の細菌溶解と漏れをもたらした。葉EOは最初の2時間で電気伝導率の急速な増加を引き起こし,その値は7時間後に66.5%に達した。葉EOのこの機構は蛋白質合成を阻害する抗生物質ストレプトマイシンとは異なっていた。ヒト赤血球(hRBC)葉EOの低溶血速度(1%以下)は,その安全性を示唆した。一般において,A.guinanensisの葉精油は食品工業における天然で安全な生物保存料を提供するかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  精油,香料 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る