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J-GLOBAL ID:201702253605365682   整理番号:17A0211047

Giotto派によるフレスコ画のVela della Castitaの金箔技術のToF-SIMSによる研究

ToF-SIMS study of gilding technique in the fresco Vela della Castita by Giotto’s school
著者 (11件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 404-408  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: E0709A  ISSN: 0142-2421  CODEN: SIANDQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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飛行時間型二次イオン質量分析法(ToF-SIMS)は,文化遺産の研究で,美術作品中の有機成分の同定と分布を得るための基礎的な分析技術になってきた。フレスコ画(聖フランチェスコ教会,アッシジ)のVela della Castitaの兵士の黄金の盾の装飾からの試料が,調べられた。壁画の金箔修飾に金属葉が,接着剤として油性樹脂媒染剤を利用して通常適用される。本研究で,この特異な絵画技術に利用される有機化合物と無機化合物が,ToF-SIMSによって同定された。高分解能質量分析が,油性樹脂結合媒体と赤色レーキペイント層中の有機材料の化学的特性化に適用された。アゼライン酸,パルミチン酸,及びステアリン酸の存在は,石膏とすす葉,及びスズと金葉の間の油性バインダー性を証明した。また,分析は,この絵画技術で接着剤として利用される天然樹脂のコロフォニーの存在を明らかにした。また,フレスコ絵画の断面がToF-SIMSイメージングを利用して調べられた。ToF-SIMSの結果は,他の分析技術,即ち,走査型電子顕微鏡とX線微量分析,及びフーリエ変換赤外分光法によって得られた結果と一致し,それらの結果を補完する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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顔料・塗料一般  ,  質量分析 
タイトルに関連する用語 (5件):
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