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J-GLOBAL ID:201702254113065909   整理番号:17A0447315

アブシジン酸によるイネ(Oryza sativaL.)実生のプライミングは塩性-アルカリ性水田における苗の生存,植物成長および穀粒収量を高める【Powered by NICT】

Priming of rice (Oryza sativa L.) seedlings with abscisic acid enhances seedling survival, plant growth, and grain yield in saline-alkaline paddy fields
著者 (19件):
資料名:
巻: 203  ページ: 86-93  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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塩性-アルカリ性(SA)ストレスは,作物生産に関して世界的に主要な制約の一つである。高塩分および高アルカリ性(高pH)によって特性化され,後者はイネの成長に対する一次阻害因子をであった。著者らは以前,アブシジン酸(ABA)による前処理はアルカリストレスに対する耐性向上のためのイネ苗を感作されたことを報告した。本研究では,異なるSAレベル(場A非造成畑,pH=10.13±0.009,EC_1 5=0.50±0.004;場B造成畑,pH=9.74±0.005,EC_1 5=0.48±0.001)と二水田におけるイネのストレス耐性に及ぼすABAプライミング効果をさらに評価するために,3年間の現場実験を行った。イネ実生を異なるSAレベルの二水田に移植前に24時間根潅注による0(対照),1,および10μMの濃度でABAで処理した。対照処理と比較して,ABA適用は実質的に22%~ 50%と苗枯死による枯損葉の発生を11%~ 17%であった。さらに,ABA適用は,その後の植物成長および最終子実収量を改善した8%~ 55%有意に硬いSA場で観察されたより大きな効果。ABA応答遺伝子SalTとOsWsi18の発現はABA処理により高度に誘導された,誘導レベルは移植後少なくとも8日まで持続した。まとめると,これらの結果は,イネのSAストレス耐性に及ぼすABAの強力なプライミング効果を示唆し,SA水田における米生産を改善するための効率的で実用的な方法を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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稲作  ,  麦 
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