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J-GLOBAL ID:201702255046929737   整理番号:17A0261546

マウスにおける急性GVHDの予防と治療における異種間葉系幹細胞由来の間葉系幹細胞の役割と機序を研究する。【JST・京大機械翻訳】

Allogeneic compact bone-derived mesenchymal stem cells attenuates severity of GVHD in a murine bone marrow transplantation model
著者 (7件):
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巻: 32  号: 11  ページ: 1672-1677  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2268A  ISSN: 1000-484X  CODEN: ZMZAEE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的;異なる遺伝子の骨由来の間葉系幹細胞(CB-MSCS)が急性GVHDを有効に予防できるかどうかを明らかにし、更にその可能な治療機序を検討する。方法;MSCSをC57BL/6(H-2B)マウスから分離した。ALLO-HSCT後のGVHDモデルを構築した。雌のドナーC57BL/6(H-2B)→雄はBALB/C(H-2D)を受け、そしてCB-MSCS移植がGVHDに与える影響を観察した。本実験マウスを4群に分けた。(1)単純照射群;2.GVHD群;(3)GVHD+MSCS群;(4)正常対照群。各群のマウスの生存率,体重変化,およびGVHDのスコアを,GVHDの後の異なる時点で観察した。末梢血のサイトカイン(TNF-Α,IFN-ΓおよびIL-4)およびケモカイン(CCL5,CXCL9およびCXCL10)の濃度を,ELISAによって検出した。CD4+CD25+FOXP3+制御性T細胞(TREG)のパーセンテージとCD3+T細胞のケモカイン受容体CXCR3,CCR5とCCR7の発現を,フローサイトメトリーによって検出した。また、リアルタイム定量逆転写PCR(REAL-TIME RT-PCR)方法を用い、各群マウス骨髄中のT-BETとGATA-3のMRNA発現レベルを測定した。【結果】;CB-MSCSは,マウスの生存率を有意に増加させ,体重を減少させ,GVHDのスコアを有意に減少させた。CB-MSCSはGVHDの予防と治療においてTNF-Α,IFN-Γ,CCL5,CXCL9とCXCL10の濃度を減少させ,TREG細胞のパーセンテージを増加させた。T細胞表面におけるCXCR3,CCR5の発現は下方制御され,CCR7の発現は上方制御された。また,骨髄のTH1/TH2平衡の抗炎症へのTH2極性の誘導も,CB-MSCSがGVHDに対する治療作用の機序の一つである可能性がある。結論;CB-MSCSは,マウスの生存率を有意に増加させた。その治療機序はCB-MSCSが炎症性サイトカインとケモカインの放出を減少させ、TREGの生成を誘導し、T細胞表面ケモカイン受容体の発現を調節し、TH1/TH2の不均衡を是正することと関係がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
移植免疫  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 

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