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J-GLOBAL ID：201702255520834557   整理番号：17A0316362

分娩前後の可変脂肪動員と乳牛におけるインスリン依存性グルコース代謝【Powered by NICT】

Insulin-dependent glucose metabolism in dairy cows with variable fat mobilization around calving

著者 (12件)： Weber C. (Institute of Nutritional Physiology (“Oskar Kellner”), 18196 Dummerstorf, Germany) ,  Schaeff C.T. (Institute of Nutritional Physiology (“Oskar Kellner”), 18196 Dummerstorf, Germany) ,  Kautzsch U. (Institute of Nutritional Physiology (“Oskar Kellner”), 18196 Dummerstorf, Germany) ,  Borner S. (Institute of Nutritional Physiology (“Oskar Kellner”), 18196 Dummerstorf, Germany) ,  Erdmann S. (Institute of Nutritional Physiology (“Oskar Kellner”), 18196 Dummerstorf, Germany) ,  Gors S. (Institute of Nutritional Physiology (“Oskar Kellner”), 18196 Dummerstorf, Germany) ,  Rontgen M. (Institute of Muscle Biology and Growth, Leibniz Institute for Farm Animal Biology (FBN), 18196 Dummerstorf, Germany) ,  Sauerwein H. (Institute of Animal Science, Physiology and Hygiene Unit, University of Bonn, 53113 Bonn, Germany) ,  Bruckmaier R.M. (Veterinary Physiology, Vetsuisse Faculty, University of Bern, 3001 Bern, Switzerland) ,  Metges C.C. (Institute of Nutritional Physiology (“Oskar Kellner”), 18196 Dummerstorf, Germany) ,  Kuhla B. (Institute of Nutritional Physiology (“Oskar Kellner”), 18196 Dummerstorf, Germany) ,  Hammon H.M. (Institute of Nutritional Physiology (“Oskar Kellner”), 18196 Dummerstorf, Germany)
資料名： Journal of Dairy Science  (Journal of Dairy Science)
巻： 99  号： 8  ページ： 6665-6679  発行年： 2016年 
JST資料番号： C0282A  ISSN： 0022-0302  CODEN： JDSCAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 乳牛は妊娠から授乳の変遷期中の有意な代謝および内分泌変化を受け,インスリン作用は胎児および乳腺に対する栄養分配に影響した。遷移中のインスリン作用は,身体状態および体脂肪動員に関係していると考えられているので,著者らは分娩前後の過剰体脂肪動員とオーバーコンディション乳牛は低脂肪動員のウシと比較してインスリン代謝を持つかもしれないことを仮定した。十九頭の乳牛は低[LLFC;LFC<24%総脂肪/乾物(DM)9]および高(HLFC;LFC>24.4%の全fat/DM;10)脂肪動員牛における分娩後の全肝臓脂肪(LFC)の平均濃度に基づいて分類した。血液サンプルを7週分娩前(ap)週分娩後5(pp)から採取したグルコース,インシュリン,グルカゴン,アディポネクチンの血漿濃度を測定した。遷移期の末梢組織および膵臓のインシュリン分泌におけるインシュリン反応性を測定するために週5APと3週ppにおけるオイグリセミック高インスリン血症(EGHIC)と高血糖クランプ(H GC)を適用した。pp中EGHIC,[~13C_6]グルコースはグルコース出現(GlucRa)およびグルコース酸化(GOx)の速度を決定するために注入した。ボディコンディション,背脂肪厚,およびエネルギー補正乳は大きかったが,エネルギー収支はLLFCよりハイブリッド層流制御の方が低かった。グルコース,インシュリン,グルカゴン,アディポネクチンの血漿中濃度は,分娩で減少し,これは分娩後のグルカゴンとアディポネクチンの即時増加が続いた。インシュリン濃度APたLLFC牛よりハイブリッド層流制御の方が高かったが,EGHICはAPおよびppを牛ない間の末梢インシュリン反応性の違いを示した。しかし,pp EGHIC中GlucRaとGOx:GlucRaたLLFC牛よりハイブリッド層流制御の方が大きかった。H GCの間に,すい臓のインシュリン分泌は低かったが,グルコース注入速度は両群でAPよりも高いppであった。非エステル化脂肪酸の血漿中濃度はH GCとEGHIC中に減少したが,両クランプ,pp非エステル化脂肪酸濃度はAPレベルに達しなかった。研究は,移行期の乳牛においてインシュリン代謝に及ぼす異なる程度体脂肪動員ののマイナーな影響を示した。インシュリンppのグルコース依存性放出の明らかな減少は分娩後インスリン作用を説明したが,ハイブリッド層流制御とLLFC乳牛の体脂肪動員の差を説明しないことを最も顕著な発見である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 血漿中濃度 ,  内分泌 ,  *乳牛 ,  *分娩 ,  グルカゴン ,  *インスリン ,  エネルギー収支 ,  アディポネクチン ,  高インスリン血症 ,  乳腺 ,  *周産期 ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： 非エステル化脂肪酸 ,  体脂肪 ,  *グルコース代謝 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： キーワードグルコース代謝 ,  インシュリン分泌 ,  インシュリン反応性 ,  内因性グルコース産生

分類 (1件)： 牛  (FD02020Y)

物質索引 (1件)： グルコース

タイトルに関連する用語 (7件)： 分娩 ,  可変 ,  脂肪 ,  乳牛 ,  インスリン ,  依存性 ,  グルコース代謝