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J-GLOBAL ID:201702255669548103   整理番号:17A0049325

カリウム(K)はK感受性の異なるワタ(Gossypium hirsutum L.)品種2種のK蓄積と光合成生理に影響する

Potassium (K) supply affects K accumulation and photosynthetic physiology in two cotton (Gossypium hirsutum L.) cultivars with different K sensitivities
著者 (10件):
資料名:
巻: 196  ページ: 51-63  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カリウム(K)濃度が3段階(0,150および300kgK2O/ha)でK感受性の異なるワタ(Gossypium hirsutum L.)品種2種(K耐性の低いSimian3とK感受性の低いSiza3)の機能性葉のK蓄積プロセスと光合成生理の差を検討する2年間の圃場試験を行った。2012年と2013年の結果から,Kの理論的最大蓄積量,Kの最大蓄積量と平均蓄積量はK供給処理(150および300kgK2O/ha)で増加し,生殖器官のK蓄積はK施用により上昇することが示唆された。0kgK2O/ha処理での純光合成速度の低下はSimian3の朔果結果期とSiza開花期ピークでの気孔制限に起因していた。その後,K欠乏下のP n低下では非気孔要因(低いクロロフィル含有量,バランスの悪いクロロフィルbに対するクロロフィルaの比率,負のクロロフィル蛍光パラメータおよびカルボキシル化の低下)が優先していた。全Rubiscoと初期Rubisco,スクロースリン酸シンターゼとスクロースシンターゼ(SuSy)(Simian3のSusy以外)の活性の高さはK供給処理でのヘキソース,スクロースおよび澱粉の高い含有量をもたらさなかったが,スクロース排出量が多くなったためである。Simian3と比較して,低いKに対するSiza3の感受性は次の側面から示された:(1)Kの迅速な蓄積の持続がK施肥によって長くなること,(2)P n,chl a+bおよびクロロフィル蛍光パラメータ,特にqNがK欠乏下でよりマイナスになること,(3)K欠乏下での非気孔制限の発生時刻が速まること,(4)ユニットクロロフィルの純光合成速度がK施肥に有意に促進されること,(5)Siza3はRubisco活性化段階を維持するためにより多くの葉中K含有量を必要とすること,および(6)Susy活性度はK施肥によって上昇することである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光合成  ,  植物栄養  ,  施肥法・肥効  ,  繊維料作物 

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