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J-GLOBAL ID:201702255780012060   整理番号:17A0524616

核磁気共鳴と準弾性中性子散乱法によるMCB9H10とM2B10HC(M=Li,Na)中のアニオンの再配向動力学の比較研究

Comparison of Anion Reorientational Dynamics in MCB9H10 and M2B10H10 (M = Li, Na) via Nuclear Magnetic Resonance and Quasielastic Neutron Scattering Studies
著者 (11件):
資料名:
巻: 121  号:ページ: 1000-1012  発行年: 2017年01月19日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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市販の1-カルバ-closo-デカルボラート(LiCB9H10,NaCB9H10)の他にLi2B10H10,7Li211B10H10,Na2B10H10,Na211B10H10を合成し,減圧乾燥後,1H-および11B-NMRおよび準弾性中性子散乱(QENS)実験に供し,1価アニオン(CB9H10-)と2価アニオン(B10H102-)の再配向挙動を比較した。LiCB9H10,NaCB9H10およびNa2B10H10のプロトンスピン-格子緩和速度(R1H)は,それぞれ,287,340,370Kでの低温規則相→高温不規則相転移を示し,それに伴いCB9H10-アニオンの再配向ジャンプ速度が約2桁増加した。また,低温規則相(200K)での1HNMR線幅からNaCB9H10中のアニオンの再配向速度はLiCB9H10とNa2B10H10に比べ早いことが分かった。QENSの測定結果はNMRで見られた不規則相での速いアニオン再配向を支持し,ジャンプ相関頻度が1010-1011s-1であり,400KでのNaCB9H10のジャンプ頻度はLiCB9H10およびNa2B10H10の約1.6倍であった。但し,この違いについては,不規則相NaCB9H10(ヘキサゴナル構造)と不規則相Na2B10H10(fcc構造)の結晶構造の違いを考慮に入れた注意深い解析が必要である。
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分類 (4件):
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その他の無機化合物のNMR  ,  固相転移  ,  分子の立体配置・配座  ,  中性子回折法 

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