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J-GLOBAL ID:201702255913755792   整理番号:17A0324038

システイン含有分子の濃縮のための亜鉛(II)-シクレン付着アガロースビーズを用いた新しいチオール親和性マイクロピペットチップ法【Powered by NICT】

A novel thiol-affinity micropipette tip method using zinc(II)-cyclen-attached agarose beads for enrichment of cysteine-containing molecules
著者 (8件):
資料名:
巻: 1031  ページ: 195-201  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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システイン含有生体分子はチオール生物学の研究で魅力的な標的である。1,4,7,10-テトラアザシクロドデカン(Zn~2+-シクレン)のチオール捕獲亜鉛(II)錯体を用いたチオール含有分子の選択的濃縮のための新しい方法を導入した。Zn~2+-シクレンによるN アセチルシステイン アミドの認識は電位差pH滴定によって研究した,25°Cと0.10M(NaCl)で大きなチオラート親和性定数10~6.2M~ 1の1:1チオラート結合Zn~2+-シクレン複合体の形成を明らかにした。Zn~2+に結合したチオラートアニオンは数日間大気条件下でpH=7.8で水溶液中の予想外に安定であった。これらの知見は,マイクロピペットチップを用いてチオール化合物の分離のための簡便な方法の開発に寄与してきた。Zn~2+-シクレン部分に付着した親水性架橋アガロースビーズの10μLを含む200μLマイクロピペットチップを調製した。チオール親和性分離(結合,洗浄,及び溶出)のための全ステップは室温で水性緩衝液を用いて行った。全分離プロトコルは,試料当たり15分以下を必要とする。システイン含有分子の実施例分離を実証した。マイクロピペットチップ法は,チオール含有分子の信頼できる濃縮のための既存ツールの代替として優先的に使用されるようになった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
分類
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有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  生物物理的研究法  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  食品の汚染  ,  抽出 

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