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J-GLOBAL ID:201702256182930431   整理番号:17A0298286

ベンゼン誘導体BD960の抗T細胞増殖の機序研究【JST・京大機械翻訳】

Research on the mechanism of benzothiazole derivative BD960 on T cell proliferation
著者 (10件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 138-143  発行年: 2016年 
JST資料番号: C3037A  ISSN: 1008-8199  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:細胞のハイスループットスクリーニングにより、ベンゼン誘導体BD960が免疫抑制活性を有することを発見し、BD960がT細胞増殖を抑制する作用機序を検討する。【方法】ヒト末梢血T細胞を免疫磁気ビーズによって精製し,抗CD3/CD28MABSまたは同種異型抗原活性化T細胞を得た。活性化T細胞に対するBD960の増殖阻害効果,休止T細胞の細胞毒性,CD25発現及び細胞周期をフローサイトメトリーにより測定した。活性化T細胞のIL-2,IL-4,IL-6,IL-10,IL-17A,IFN-Γなどのサイトカインに及ぼすBD960の影響を,酵素結合免疫吸着検定法によって測定した。【結果】BD960は抗CD3/CD28 または同種異型抗原によって刺激されたT細胞の増殖を阻害し,IC_(50)は(2.3±0.3)ΜMOL/Lおよび(2.5±0.3)ΜMOL/Lであった。100ΜMOL/Lの濃度は,休止T細胞とPBMCの生存に影響を及ぼさなかった。抗CD3/CD28 刺激T細胞72時間で発現したCD25比は69.7であり、BD960は(0.625、2.5、10)ΜMOL/Lでいずれも活性化T細胞のCD25発現を抑制しなかった。0.1ΜMOL/L FK506はCD25発現を9.4%まで阻害した。活性化96時間後のT細胞のG_0/G_1相比は58.5%であった。BD960はG_0/G_1相で細胞周期を停止させ,G_0/G_1比を増加させた。BD960(0.625,2.5,10)ΜMOL/Lは活性化T細胞のIFN-Γ,IL-6およびIL-17の分泌を阻害したが,IL-2,IL-4およびIL-10には影響しなかった。結論:BD960の抑制作用はT細胞増殖が細胞活性化の後期にあり、同時にIL-6、IL-17AとIFN-Γなどの炎症性サイトカインの分泌を抑制し、抑制作用はFK506とは異なる。BD960はリード化合物として新しい免疫抑制剤を開発することが期待されている。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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著者キーワード (3件):
分類 (2件):
分類
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有機化合物の毒性  ,  生体防御と免疫系一般 
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