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J-GLOBAL ID:201702256245254356   整理番号:17A0850743

放射性廃棄物処分のために開発されたセメント質裏込めによるウランとトリウムの遅延【Powered by NICT】

Retardation of uranium and thorium by a cementitious backfill developed for radioactive waste disposal
著者 (7件):
資料名:
巻: 179  ページ: 127-138  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ウランおよびトリウムの溶解度は,低および中レベル放射性廃棄物のためのセメント系,地層処分施設で予想される条件下で測定した。同様の溶解度は全ての媒体中のトリウムで得られ,NaOH,Ca(OH)2と水貯蔵所裏込め(NRVB,Nirex Reference Vault Backfill)として設計されたセメントと平衡から構成された。対照的に,U(VI)の溶解度は,残りの溶液中よりもNaOHの方が1桁高かった。セルロース分解生成物(CDP)の存在は両元素に対して同等の溶解度増加をもたらした。拡張X線吸収微細構造(EXAFS)データは,ウランの溶解度制限相はベッケレライト型固体に対応する熱力学的モデリングは,低結晶性,水和カルシウムウラン相を予測することが示唆された。トリウムの溶解度制限相は中間結晶化ThO_2であった。三年後NRVBを含む拡散実験で観察されたウランまたはトリウムの破過は見られなかった。それにもかかわらず,後方散乱電子顕微鏡とミクロ焦点X線蛍光は,ウランがセメントに約40μm内に穿通していたことを確認し,遅い溶解-析出動力学によって支配される活性拡散を示唆した。ウラン固体の正確な同定は困難であることを証明し,カルシウムウランとベッケレライトの両方の特性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
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環境の汚染及び防止  ,  水質汚濁一般  ,  重金属とその化合物一般 

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