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J-GLOBAL ID：201702256394027990   整理番号：17A0514497

一般国道における事故リスク原単位の検討

著者 (3件)： 兵頭知 (日本大学 理工学部交通システム工学科) ,  吉井稔雄 (愛媛大学 理工学研究科) ,  倉内慎也 (愛媛大学 理工学研究科)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 72  号： 5  ページ： I_1293-I_1299(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在,交通事故リスクとして交通事故件数を走行台キロで除することにより基準化した「事故率」が一般的に用いられている.同指標は,高速道路などアクセスコントロールされた道路では適切な指標であると考えられるが,一般道路すなわち交差点によるアクセスが可能な道路では,交差点通過に起因する事故が多数発生していることから,事故率よりも交差点通過回数を用いて基準化した指標の方がより適切であると考えられる.そこで,より適切に一般道路での事故の起こりやすさを示す指標を考案することを目的に,走行台キロならびに交差点通過回数が交通事故発生件数に与える影響の度合いを比較分析する.分析の結果,車両相互事故・人対車両の事故では,交差点通過回数の影響が強く,一方の車両単独事故では走行台キロによる影響が強いとの結果が得られた.(著者抄録)

シソーラス用語： *国道 ,  *交通事故 ,  *原単位 ,  高速道路 ,  アクセス制御 ,  距離 ,  走行 ,  台 ,  行為 ,  交差点 ,  数 ,  事故 ,  相互作用 ,  交通機関
準シソーラス用語： *一般国道 ,  交差点通過回数 ,  *事故リスク ,  事故率 ,  車両相互事故 ,  走行台キロ ,  通過 ,  発生件数

著者キーワード (4件)： accident risk ,  highways ,  vehicle-kilometer ,  intersection

分類 (1件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G)

引用文献 (11件)：

• 1) 警察庁交通局:平成26年度交通事故の発生状況について
• 2) 国土交通省:効果的・効率的な交通事故対策の推進,http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/sesaku/torikumi.html(2016.2.25確認)
• 3) コリム・マサド・デワン,家田仁,寺部慎太郎:出会い頭事故及び進路変更巻き込み事故を対象にした事故リスク分析モデルの構築とその地理情報システムへの適用,土木計画学研究論文集,Vol. 24, pp. 751-756, 2001.
• 4) 坂本尚基,赤羽弘和,高松誠治,南部繁樹,堀口良太:ロバスト・ポアソン回帰による交通事故リスクモデルの同定と適用,第40回土木計画学研究発表会・講演集,CD-ROM, 2009.
• 5) 川上洋司,本多義明,竹内伝史,岩崎光男:道路機能と沿道土地利用パターンの対応からみた交通事故のマクロ的発生構造に関する研究,土木計画学研究・論文集,No. 9, pp. 165-172, 1991.11

タイトルに関連する用語 (4件)： 一般国道 ,  事故 ,  リスク ,  原単位