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J-GLOBAL ID:201702256425609275   整理番号:17A0660649

チューナブル特性と優れた生体適合性を有するヒマシ油を原料とする水性ポリウレタン【Powered by NICT】

Castor oil-based waterborne polyurethanes with tunable properties and excellent biocompatibility
著者 (7件):
資料名:
巻: 118  号: 10  ページ: 1512-1520  発行年: 2016年 
JST資料番号: B0531A  ISSN: 1438-7697  CODEN: EJLST  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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調整可能な性質を有する生体高分子材料は,高分子分子設計と合成におけるスポットライトした。2,2-ジメチロールブタン酸(DMBA),親水性鎖延長剤の含有量を調整することにより高度に調整可能な特性を持つひまし油ベース水性ポリウレタン(CWPUs)を合成した。ポリウレタン分散液(PUDs)のサイズは120nmから20nmまで減少し,DMBA含有量は5から9wt%に増加した。対応するCWPUs膜の赤外スペクトルは,ハードセグメント間の水素結合はDMBA含有量が増加すると増強を有することを示した。CWPUs膜の熱的および機械的性質は,この増強された水素結合相互作用に起因する明らかな変化を有し,軟質エラストマまたは剛塑性のように振舞う。例えば,CWPUs膜のガラス転移温度(T_g)は47.8から92.9~°Cまで増加し,一方引張強度は9.6から20.0MPaまで増加した。さらに,CWPUs膜は表面親水性に起因して,酵素的加水分解。重要なことに,これらの膜は,マウス線維芽細胞(L 929)細胞に優れた生体適合性を示し,組織培養ポリスチレン(TCPS)プレートと比較して76%の相対細胞生存率が得られた。実用化:合成CWPUsはDMBAの含有量の変化による多様である。CWPUsは石油ベースの高分子材料の一部の広い範囲を置き換える可能性がある。それらの良好な生分解性と生体適合性の観点から,CWPUsは生物医学応用において有望である。ヒマシ油ベースの水性ポリウレタンは高度に調整可能な特性および優れた生体適合性,オンデマンド生物医学的応用に有望であることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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ポリウレタン  ,  油脂の応用 
タイトルに関連する用語 (5件):
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