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J-GLOBAL ID：201702256618132325   整理番号：17A0705342

カソード材料LiCoPO_4の高度に配向した薄膜における容量低下中の原子レベルの変化【Powered by NICT】

Atomic level changes during capacity fade in highly oriented thin films of cathode material LiCoPO₄

著者 (8件)： Ikuhara Yumi H. (Nanostructures Research Laboratory, Japan Fine Ceramics Center, 2-4-1 Mutsuno, Nagoya 456-8587, Japan. [e-mail]) ,  Gao Xiang ,  Fisher Craig A. J. ,  Kuwabara Akihide ,  Moriwake Hiroki ,  Kohama Keiichi ,  Iba Hideki ,  Ikuhara Yuichi
資料名： Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability  (Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability)
巻： 5  号： 19  ページ： 9329-9338  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0204B  ISSN： 2050-7488  CODEN： JMCAET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 全固体Liイオン電池用高性能電極を開発するために必要な十分に定義された高速リチウムイオン拡散経路と最小構造不連続性をもつ高品質薄膜。この達成は,充電/放電時の電極内で起こる電気化学的過程と構造変化の理解を必要とする。ここでは,Au(111)/Al_2O_3(0001)基板上に化学溶液蒸着による高度に配向したかんらん石構造LiCoPO_4薄膜の成功した合成を報告した。最先端の走査透過型電子顕微鏡(STEM)と理論的シミュレーションは,表面構造と電気化学的サイクル中に起こる変化を調べるために使用される。合成した膜は主に基板に平行な(210),(010)あるいは(101)表面と配列したほぼ無欠陥のドメインで構成されていることが分かった。高角環状暗視野(HAADF)-STEMは,わずか三サイクル後の表面領域における陽イオン交換(アンチサイト)欠陥のかなりの数の形成を明らかにした。更なる電気化学サイクルにより,陽イオン交換欠陥の濃度の増加と共に,顕著な容量低下が観察された。電子エネルギー損失分光法(EELS)は,これらの欠陥の形成はPO_4四面体の酸素損失と変形に伴う,薄膜LiCoPO_4電極の電気化学的性能に有害な構造分解をもたらすことを明らかにした。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 電気化学 ,  化学プロセス ,  電子エネルギー損失分光法 ,  *薄膜 ,  シミュレーション ,  充電 ,  電極 ,  酸素 ,  表面構造 ,  放電 ,  陽イオン交換 ,  かんらん石
準シソーラス用語： 電気化学的性能 ,  リチウムイオン ,  *容量損失 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (5件)： カソード材料 ,  配向 ,  薄膜 ,  容量低下 ,  原子