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J-GLOBAL ID:201702256744787069   整理番号:17A0401355

適切な速度で適用されたバイオチャーは水田土壌における劇的NH_3揮散を増加避けることが可能である【Powered by NICT】

Biochar applied at an appropriate rate can avoid increasing NH3 volatilization dramatically in rice paddy soil
著者 (9件):
資料名:
巻: 168  ページ: 1277-1284  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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バイオチャー適用は,炭素隔離を増加させ,水田土壌における温室効果ガス排出量を低減することができる。しかし,アンモニア(NH_3)蒸発に及ぼすその影響は無視した。この土壌カラム研究は,二散布率(0.5wt%および3wt%)を有する二バイオチャー(500°Cと700°Cで熱分解した麦藁)を用いた水田からNH_3揮散に及ぼすそれらの影響を評価するために行った。結果は,バイオチャー適用は,N施肥後NH_3揮発フラックスパターンを変化させないことを示した。四バイオチャー処理は,対照(18.65kgN/ha~( 1))と比較してより高いNH_3揮発(20.50 31.88kgN/ha~( 1))を記録した。特に,2つの3wt%のバイオチャー処理は対照より有意に40.8 70.9%高いNH_3揮発を有していた。基底と第一補助受精後,排水のpH値は,バイオチャー処理下で7.61 7.79と7.51 7.76,対照より高かった(それぞれ7.37と7.16)。一方,三分割N施肥後,表面土壌のpHは,バイオチャー0.19 0.45,0.19 0.39,0.01 0.21単位増加を受け,対照土壌と比較した。さらに,3wt%のバイオチャー処理は0.5wt%のバイオチャー処理よりも高い田面水および表層土pH値を有した。バイオチャー適用下での表面土壌の高いNH_4~+-N及び低いNO_3~ N濃度は,分げつ期で対照と比較して観察されたが,それらは接合段階でも類似したレベルであった。3wt%バイオチャー処理で増加したNH_3揮発が表面湛水と土壌のpH増加に起因し,バイオチャー適用により誘導される硝化プロセスを低下させた。バイオチャーは水田土壌に低い速度で適用し,NH_3揮発を考慮しなければならない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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土壌管理  ,  資源回収利用 
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