文献

J-GLOBAL ID：201702257994333227   整理番号：17A0697519

ヒト毛髪中のペルフルオロアルキル物質の分析のための抽出法の開発と検証【Powered by NICT】

Development and validation of an extraction method for the analysis of perfluoroalkyl substances in human hair

著者 (2件)： Kim Da-Hye (Department of Civil and Environmental Engineering, Pusan National University, Busan, 46241, South Korea) ,  Oh Jeong-Eun (Department of Civil and Environmental Engineering, Pusan National University, Busan, 46241, South Korea)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 175  ページ： 446-451  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト毛は,非侵襲性試料として多くの利点を持っているが,ヒト毛髪中のペルフルオロアルキル物質(PFASs)を検出するための分析法はまだ開発段階にある。それ故,本研究の目的は,ヒトの毛髪中の11種のPFASsを監視する方法を開発し,検証することであった。ENVI carbクリーンアップを用いた固相抽出(SPE),イオン対抽出(IPE),複合法(SPE+IPE)と溶媒抽出を二種類の毛髪試料の(粉末とピース型)を用いた最適抽出法を開発するために比較した。PFASsの分析は,液体クロマトグラフィーとタンデム質量分析を用いて行った。四種々の抽出法の中で,粉末毛を用いたSPE法は最良の抽出効率と回収率85.8~102%の範囲を示した。SPE法の検出限界は0.114 0.796ng/gであり,良好な精度(10%以下),正確度(66.4 110%)が得られた。これらの結果の観点から,SPEは毛髪からPFAS抽出のための最適な方法であると考えられている。は,ヒト毛髪試料中のPFASsを検出するために使用することに成功した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 回収率 ,  固相抽出 ,  液体クロマトグラフィー ,  *ヒト ,  検出限界 ,  イオン対 ,  タンデム質量分析 ,  溶媒抽出 ,  クリーンアップ法 ,  粉体
準シソーラス用語： 非侵襲 ,  抽出効率 ,  非侵襲性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ペルフルオロアルキル物質 ,  毛 ,  分析法 ,  非侵襲法

分類 (2件)： 人間に対する影響  (EE05050C) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (7件)： ヒト ,  毛髪 ,  ペルフルオロアルキル物質 ,  分析 ,  抽出法 ,  開発 ,  検証