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J-GLOBAL ID:201702258021477153   整理番号:17A0362247

肝癌に対する化学療法を増強するためのヘパリンナトリウム負荷PLGA TPGSナノ粒子と結合したオレアノール酸負荷PLGA TPGSナノ粒子【Powered by NICT】

Oleanolic acid-loaded PLGA-TPGS nanoparticles combined with heparin sodium-loaded PLGA-TPGS nanoparticles for enhancing chemotherapy to liver cancer
著者 (11件):
資料名:
巻: 165  ページ: 63-74  発行年: 2016年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヘパリンナトリウム(HS)を負荷したポリ乳酸-co-グリコール酸Dαトコフェリルポリエチレングリコール1000コハク酸(PLGA TPGS)ナノ粒子(HPTNs)は持続的及び標的化デリバリー担体として調製し,肝癌の治療のための併用療法システムを形成するために以前の研究で検討したオレアノール酸(OA)を負荷したPLGA TPGSナノ粒子(OPTNs)と組み合わせた。細胞取込を検査し,薬物濃度と凍結切片を解析することにより肝臓標的化性能を評価するために,蛍光プローブクマリン-6とエオシンはHS/eosin負荷,HS/coumarin 6負荷,OA/coumarin- 6-負荷PLGA TPGSナノ粒子の調製に使用した。これらのNPの全ては,サイズ,サイズ分布,表面電荷,薬物負荷,カプセル化効率,およびin vitro放出プロファイルに関して特性化した。HPTNsと組み合わせたOPTNsにより誘導されるHepG2細胞のアポトーシスは,アネキシンV-FITC染色とPI標識により決定した。透過型電子顕微鏡は,すべてのナノ粒子は直径100~200nmの範囲で安定に分散球であったことを示した。結果は蛍光ナノ粒子は,HepG2およびHCa F細胞へ効率的に内部移行したこと,そしてそれらは,強化された肝臓標的化を示すことを明らかにした。HPTNsとOPTNsの組み合わせは,in vitroで効果的な細胞阻害およびin vivoで顕著な相乗的抗癌効果を示した。細胞アポトーシス結果はHPTNsと組み合わせたOPTNsはH epG2細胞アポトーシスを誘導し,相乗効果を発揮できることを示した。固形腫瘍担癌マウスモデルを用いたin vivo薬物動態解析はHPTNsと組み合わせたOPTNsは67.61%腫瘍増殖を抑制できることを示した。OPTNsとHPTNsの併用療法システムは肝細胞癌治療の新しい手段であることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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抗腫よう薬の基礎研究 

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