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J-GLOBAL ID：201702258437062466   整理番号：17A0281316

食用ヒマワリ(Helianthus annuus L.)における野生ヒマワリ由来の新規べと病抵抗性遺伝子Pl₁₉の発見と遺伝子移入

Discovery and introgression of the wild sunflower-derived novel downy mildew resistance gene Pl₁₉ in confection sunflower (Helianthus annuus L.)

著者 (5件)： ZHANG Z. W. (Inner Mongolia Agricultural Univ., Inner Mongolia, CHN) ,  MA G. J. (North Dakota State Univ., ND, USA) ,  ZHAO J. (Inner Mongolia Agricultural Univ., Inner Mongolia, CHN) ,  MARKELL S. G. (North Dakota State Univ., ND, USA) ,  QI L. L. (Agricultural Res. Serv., USDA, ND, USA)
資料名： Theoretical and Applied Genetics  (Theoretical and Applied Genetics)
巻： 130  号： 1  ページ： 29-39  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： D0382B  ISSN： 0040-5752  CODEN： THAGA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 野生ヒマワリ系統のPI435414は,世界で最も破壊的な病害のひとつであるべと病に抵抗性を有している。本研究では,PI435414のべと病抵抗性遺伝子を食用ヒマワリに移入して,この連鎖群4に位置する新規Pl遺伝子の特性解析を行った。その結果,このPl₁₉と命名された抵抗性遺伝子座は,SSRマーカーORS963とHT298との4.7cMの区間にマッピングされた。この遺伝子は,同じ連鎖群にマッピングされていたPl₁₇と密接に連鎖していることがわかった。この新しい遺伝子は,北アメリカで最も病原性が高いべと病菌レースに対しても非常に効果的であり,食用ヒマワリに移入された初めての抵抗性遺伝子である。こうした結果から,このPl₁₉遺伝子を有するヒマワリ系統は,今後,べと病抵抗性の育種プログラムに有用となろう。

シソーラス用語： *ヒマワリ ,  *べと病 ,  *耐病性遺伝子 ,  遺伝子 ,  病原性 ,  DNAマーカー ,  遺伝子導入 ,  耐病性 ,  育種
準シソーラス用語： SSRマーカー ,  遺伝子マッピング ,  遺伝子移入 ,  連鎖群 ,  耐病性育種 ,  Pl₁₉遺伝子

分類 (3件)： 菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  畑作物一般  (FC03031E) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒマワリ ,  Helianthus ,  べと病 ,  抵抗性遺伝子 ,  発見 ,  遺伝子移入