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J-GLOBAL ID：201702258943864490   整理番号：17A0369908

高度に効率的で安定な可視光光酸化性能を有する超分子有機ナノファイバー【Powered by NICT】

Supramolecular organic nanofibers with highly efficient and stable visible light photooxidation performance

著者 (6件)： Wang Jun (Department of Chemistry, Tsinghua University, Beijing 100084, PR China) ,  Shi Wen (Department of Chemistry, Tsinghua University, Beijing 100084, PR China) ,  Liu Di (Department of Chemistry, Tsinghua University, Beijing 100084, PR China) ,  Zhang ZiJian (Department of Chemistry, Tsinghua University, Beijing 100084, PR China) ,  Zhu Yongfa (Department of Chemistry, Tsinghua University, Beijing 100084, PR China) ,  Wang Dong (Department of Chemistry, Tsinghua University, Beijing 100084, PR China)
資料名： Applied Catalysis. B: Environmental  (Applied Catalysis. B: Environmental)
巻： 202  ページ： 289-297  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0375A  ISSN： 0926-3373  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 可視光駆動光触媒のための有機材料の開発は環境と太陽エネルギー利用問題を解決する最も有望な手段の一つとして考えられている。ここでは,H型π-πスタッキングと水素結合によるカルボキシ置換ペリレンジイミド(PDI)分子により自己組織化された,一次元超分子有機ナノファイバーを添加した金属助触媒の見かけの必要とせず可視光下での有機汚染物質の分解と水の酸化の両方のためのロバストで効果的な光触媒として作用することができることを示した。supramolecar光触媒の高効率で安定な活性は末端カルボキシル基の導入であり,これが明確で安定なH型π-πスタッキングをもたらし,超分子ナノファイバの内部電場を構築し,それにより価電子帯(VB)の深化と光誘起電荷キャリアの移動と分離効率の向上をもたらすに起因していることを確証した。著者らの知見は,環境保護と水分解への応用のための半導体ベース有機超分子材料の開発を助けるであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 分離効率 ,  *ナノファイバ ,  価電子バンド ,  水素結合 ,  *可視光 ,  光触媒 ,  自己組織化 ,  *光酸化 ,  有機材料 ,  一次元 ,  *超分子 ,  太陽エネルギー
準シソーラス用語： 水分解 ,  光誘起 ,  有機汚染物質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 一次元超分子光触媒 ,  H型π-π ,  スタッキング ,  可視光 ,  酸素発生 ,  高安定性

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  酸化,還元  (CF02060T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 可視光 ,  酸化性能 ,  超分子 ,  ナノファイバー