文献

J-GLOBAL ID：201702259202441114   整理番号：17A0094967

Β-ジヒドロAΒ_(25-35)によって誘導される神経細胞アポトーシスと酸化損傷の保護作用【JST・京大機械翻訳】

Protective effects of β-dihydroagarofuran-type sesquiterpene against Aβ_(25-35)-induced neuronal apoptosis and oxidative damage

著者 (4件)： Ji Shasha (School of Biological Science and Technology, Weifang Medical University) ,  Lei Yun (Shanghai Institute of Materia Medica, Chinese Academy of Sciences) ,  Huang Xiaotian (Shanghai Institute of Materia Medica, Chinese Academy of Sciences) ,  Gao Zhiqin (School of Biological Science and Technology, Weifang Medical University)
資料名： Zhongguo Yaoxue(Yingwenban)  (Zhongguo Yaoxue(Yingwenban))
巻： 25  号： 8  ページ： 582-589  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2642A  ISSN： 1003-1057  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脳中のΒ-アミロイド(Β-AMYLOID,AΒ)の過剰蓄積は神経細胞のアポトーシスと酸化ストレスと密接な関係があり、アルツハイマー病(AD)の発症に至る有害因子である。そのため、AΒ誘導の神経毒性に対抗できる小分子活性化合物はリード化合物あるいは候補化合物として、ADの病状発展を治療あるいは遅延する重要な策略である。著者らはMTT法を用いて、SH-SY5Y細胞上にCF-1((1R,2S,4R,5S,7R,9S,10S)-1,15- -2-BENZOYLOXY-9-CINNAMOYLOXY-Β-DI-HYDROAGAROFURAN)が濃度依存的にAΒ_(25-35)による神経毒性を緩和した。DAPI染色はCF-1の神経保護作用が抗アポトーシス作用に関連することを示した。ウエスタンブロット法は,CF-1がAΒ_(25-35)によって誘発されたカスパーゼ-3の発現を有意に阻害することを示し,その抗アポトーシス効果を証明した。CF-1前処理は,AΒ_(25-35)によって誘発された細胞内ROS蓄積を有意に減少させたが,DPPHフリーラジカル捕捉活性を阻害した。要するに,化合物CF-1は,AΒ誘導のアポトーシスと酸化ストレスを阻止することにより神経保護作用を発揮することが初めて明らかになった。そのため、CF-1はAD治療のリード化合物あるいは候補化合物として潜在価値がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 神経毒性 ,  *アポトーシス ,  ウェスタンブロット法 ,  *保護作用 ,  酸化ストレス ,  アミロイド ,  Alzheimer病 ,  *ニューロン ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： ラジカル捕捉活性 ,  カスパーゼ3 ,  抗アポトーシス作用 ,  神経細胞保護作用 ,  リード化合物 ,  *神経細胞アポトーシス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Alzheimer’s disease ,  Aβ ,  Neuroprotection ,  Apoptosis ,  Oxidative stress

分類 (3件)： その他の中枢神経系作用薬の基礎研究  (GW03120U) ,  神経の基礎医学  (GN01020W) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： DAPI

タイトルに関連する用語 (4件)： 誘導 ,  神経細胞アポトーシス ,  酸化損傷 ,  保護作用