抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:脳卒中患者の早期の膝関節固有感覚によるバランス機能及び心理状態への影響を検討する。方法:入選基準に符合する50例の初回発症脳卒中患者の早期(脳梗塞発症7~21日、脳出血後10~21日)をランダムに表により観察群と対照群に分け、各群25例、2群の患者はいずれも早期リハビリテーションを実施した。例えば、ベッド上の前処理、麻痺側の肢体関節可動域の訓練、体位の移転、日常生活活動(ADL)の訓練と筋力訓練である。観察群患者はこれに基づいて膝関節固有感覚訓練、すなわち膝関節角度回帰訓練と座位開放訓練、扇形位置パッドパッド訓練を行い、具体的な訓練方法はまず専門リハビリ訓練法により訓練プランを設定した後、看護師に対して訓練を行い、合格後に実施した。介入前1日(介入前)と介入4週間後(介入後)、膝関節屈曲30°、45°、60°を目標角度とし、2組の患者膝関節の関節位置覚偏差を測定した。患者の平衡機能と転倒リスクレベルを,BERGによって評価した。患者の心理状態を評価するために,ZUNG(SAS)と自己尺度(SDS)を使用した。患者のADL能力を評価するために改良改良指数(MBI)を使用した。結果:介入前、2群の患者膝関節の30°、45°、60°位置再現誤差と膝関節位置再現平均偏差及び患者のBERG値、SDSとSAS採点、MBI採点などの間には統計学的有意差が認められなかった(P>0.05)。介入後、膝関節の30°、45°、60°位置再現誤差と膝関節位置再現の平均偏差はいずれも対照群より小さく(P<0.05)、BERG値は対照群より明らかに向上した(P<0.05)。SDSとSASのスコアは対照群より有意に低下し(P<0.05),MBIスコアは対照群よりも有意に高かった(P<0.05)。結論:脳卒中片麻痺患者の早期膝関節固有感覚干与は患者の平衡機能及び心理状態を明らかに改善できる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】