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J-GLOBAL ID：201702259692136304   整理番号：17A0514308

被災後の移転事業における事前計画に関する研究

著者 (3件)： 塩路尚也 (高知工科大学大学院基盤工学専攻) ,  五艘隆志 (高知工科大学システム工学群) ,  角崎巧 (高知工科大学)
資料名： 土木学会論文集 F4(建設マネジメント)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F4 (Construction and Management) (Web))
巻： 71  号： 4  ページ： I_109-I_117(J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0303A  ISSN： 2185-6605  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 将来発生が懸念される南海トラフ地震では東日本大震災を上回る被害が予測されており,復興の長期化が懸念される.本研究は,東日本大震災における東松島市の住居移転事業の事例を分析し,4つのパターンに類型化された移転事業のスケジュールを一般化したプロトタイプを作成した.これに基づき香南市の被害予測を考慮した移転事業案を作成し,復興促進策として「事前の移転計画」と「災害廃棄物仮置場の事前準備」の有無を考慮した4つの復興シナリオのスケジュールを比較したうえで,これらの有効性について定量的に検証を行った.本手法は時系列での復興計画を市当局と住民が共有し,よりよい計画を見出す方法として有効であると考えられる.(著者抄録)

シソーラス用語： *大地震 ,  *災害復旧 ,  移動 ,  *住宅 ,  公共事業 ,  住民意識 ,  計画
準シソーラス用語： 事前計画 ,  *集落移転 ,  南海トラフ地震

著者キーワード (3件)： Nankai Trough earthquake ,  housing reconstruction ,  project management software

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (19件)：

• 1) 復興庁記者発表資料:「住まいの復興工程表」の更新(27年3月末現在)について,2015.5.16 http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-12/20150515_sumainokouteihyou.pdf (2015.5.17アクセス)
• 2) 高知県:南海トラフ地震による被害想定,2013.5.15 http://www.pref.kochi.lg.jp/sonae-portal/prediction/damage.html(2015.5.17アクセス)
• 3) 香南市:公営営住宅設置及び管理に関する条例施行規則 2009.3.1
• 4) 大谷英人:事前復興としての公的緊急仮設住宅団地計画の規模算定手法,高知工科大学紀要第9巻第1号(Vol. 9 No. 1), pp. 87-97,2012.7.31
• 5) 香南市:香南市まちづくり構想及び新庁舎建設周辺土地利用計画報告書 2014.3

タイトルに関連する用語 (5件)： 被災 ,  移転 ,  事業 ,  計画 ,  研究