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J-GLOBAL ID:201702259783156530   整理番号:17A0321704

酸開裂可能なリンカーMSNベース制御放出システムを用いた前立腺特異抗原の検出のための電気化学免疫センサ【Powered by NICT】

Electrochemical immunosensor for detection of prostate specific antigen based on an acid cleavable linker into MSN-based controlled release system
著者 (7件):
資料名:
巻: 85  ページ: 580-586  発行年: 2016年 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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酸で開裂可能な結合を持つメソポーラスシリカナノ粒子(MSN)-ベースの制御放出システムは,前立腺特異抗原(PSA)の定量的検出のための電気化学的免疫センサを作製するために開発した。3,9-ビス(3-アミノプロピル)-2,4,8,10-テトラオキサスピロ[5.5]ウンデカン官能化メソ多孔性シリカナノ粒子(MSN アセタール)は電子メディエータチオニン(Th)を固定化するために使用した。Th分子のカプセル化は,カルボン酸修飾Auナノ粒子(MSN Th Auとして定義される)とMSN アセタールの細孔をキャッピングすることによって達成された。酸性条件下で,キャップ付Auナノ粒子は,酸に不安定なアセタールリンカーの加水分解によるMSN Th Auから除去され,カプセル化されたThの放出の結果となった。本研究では,pH応答性カーゴ放出システムは,まず第一に電気化学的免疫センサを開発するための二次抗-PSAのラベルとして使用し,アミノ化Fe_3O_4は磁性炭素電極表面上の一次抗-PSAを固定化するためのセンシング行列として使用した。PSAの特異的認識は電極表面上にMSN Th Au二次抗-PSA(MSN Th Au Ab_2)の付着をもたらした。続いて,放出されたThは酸性条件下で示差パルスボルタンメトリーによって検出された。応答信号はPSAの濃度と相関していたので,開発したカーゴ放出システムは,PSAの検出のための革新的で信頼性のある方法を提供した。最適条件下で,電気化学免疫センサは,低い検出限界0.31pg/mLの0.001 5~1.0ng/mLの広い直線範囲を示した。さらに,開発した免疫センサは優れた再現性と長期安定性,バイオアッセイとバイオセンシングにおける有望な応用を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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抗原・抗体・補体の生産と応用  ,  生化学的分析法 

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