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J-GLOBAL ID:201702260007115530   整理番号:17A0563537

屋久島北東部,小瀬田海岸の完新世波食ベンチ上に認められる近世のイベント礫層の起源:予報

著者 (12件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 15-32  発行年: 2017年03月31日 
JST資料番号: L4851A  ISSN: 0386-118X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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古第三系日向(熊毛)層群が露出する小瀬田海岸の地形・堆積学的研究を行った。地形測量に基づき,地形断面図を作成し,礫浜と完新世段丘の記載を行った。完新世に離水した波食ベンチが4段ある。標高8.5mの最上位ベンチは幸屋火砕流堆積物に被覆されていることから,7250cal BPには離水していた。他のベンチの離水時期は不明である。上位から2番目の標高約6.0mのベンチ上の崖錐堆積物基底の礫層と挟在する2層準の礫層の記載を行い,礫層中の中礫以上の礫の形状やオリエンテーションを調べた。挟在する礫層は最大径28cmの巨礫を含み,扁平な海浜性礫が半数を占め,礫種は現在の浜に存在する礫種のみであることなどから,海側から運搬されたと考えられる。台風通過後の礫浜の形状変化及び礫やデプリの遡上痕跡を考慮すると,このイベント礫層は大規模な津波遡上の可能性を示す。礫層中の陶磁器片,木片の放射性炭素年代値,古文書を参照すると,1605年慶長地震津波と1707年宝永地震津波が候補に挙げられる。
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分類 (1件):
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第四紀 

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