文献

J-GLOBAL ID：201702260197167680   整理番号：17A0346690

TREGと炎症因子の相乗作用は,子宮内膜間質細胞のSMAD2シグナル伝達経路を活性化する。【JST・京大機械翻訳】

Synergistic effect of Treg cells with proinflammatory cytokines on activating Smad2 signal pathway in endometrial stromal cells

著者 (3件)： Hou Xinxin (Fudan University,Hospital and Institute of Obstetrics & Gynecology) ,  Li Dajin (Fudan University,Hospital and Institute of Obstetrics & Gynecology) ,  Wang Xiaoqiu (Fudan University,Hospital and Institute of Obstetrics & Gynecology)
資料名： Xiandai Mianyi Xue  (Xiandai Mianyi Xue)
巻： 36  号： 6  ページ： 441-447  発行年： 2016年 
JST資料番号： C3025A  ISSN： 1001-2478  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 本研究では、子宮内膜間質細胞のSMAD2シグナル伝達経路に対する異所性病巣制御性T細胞(TREG)と炎症性サイトカインIL-1Β、TNF-Αの協同作用による活性化及びその分子機構について検討した。子宮内膜症(子宮内膜症と略称する)患者の子宮内膜間質細胞(ENDO-METRIAL STROMAL CELL,ESC)を初代培養した。腹腔鏡におけるTREGの比率とTGF-Β1のレベルは,フローサイトメトリーとELISAによって検出した。P-SMAD2とSMAD2の発現は,免疫組織化学的方法によって分析した。ESCのSMAD2シグナル経路の活性化を,ウエスタンブロット法によって分析した。結果は以下を示した。(1)非内異群と比較して,内膜群の腹腔内にはより多くのTREGと高レベルのTGF-Β1があり,疾患の進行と正の相関があった。(2)子宮内膜症患者の正所及び異所性子宮内膜には、より高いP-SMAD2とSMAD2レベルがある。(3)異位病の環境におけるTREGはTGF-Β1とIL-1ΒあるいはTNF-Αを分泌することにより相乗作用を発揮し,ERKとP38シグナル経路を活性化することによりESC SMAD2シグナル経路を活性化する可能性がある。ESC SMAD2シグナル経路の活性化は多種の分子機序を通じてESCの生物学的活性に影響し、それによって疾患の発生と発展を招く。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ウェスタンブロット法 ,  子宮内膜症 ,  フローサイトメトリー ,  炎症性サイトカイン ,  *相乗作用 ,  患者 ,  生物活性 ,  ELISA ,  腹腔 ,  初代培養 ,  免疫組織化学 ,  *子宮内膜 ,  インターロイキン1
準シソーラス用語： *内膜 ,  *子宮内膜間質細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： regulatory T cells ,  IL-1β ,  TNF-α ,  endometrial stromal cell ,  Smad2 signal pathway

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (8件)： Treg ,  炎症 ,  因子 ,  相乗作用 ,  子宮内膜間質細胞 ,  Smad2 ,  シグナル伝達経路 ,  活性化