0.5M・H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub>溶液中での軟鋼用の腐食抑制剤としてのホテイアオイ根の酸-酸機能

OLORUNTOBA D. T.; OLORUNTOBA D. T.; POPOOLA A. P. I.; LAWAL O. O.; BAYODE B. L.

文献

J-GLOBAL ID：201702260312702818 整理番号：17A0555094

0.5M・H₂SO₄溶液中での軟鋼用の腐食抑制剤としてのホテイアオイ根の酸-酸機能

Acid-acid Function of Eichhornia Crassipes Roots as Inhibitor for Mild Steel in 0.5M H₂SO₄ Solution

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資料名：
巻： 53 号： 1 ページ： 150-158 発行年： 2017年01月
JST資料番号： W1019A ISSN： 2070-2051 CODEN： PTNMAR 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

鉄鋼で製造された機器の洗浄には多くの場合酸が用いられるが,一方で,酸による腐食が問題となるため腐食抑制剤の使用が行われる。種々の腐食抑制剤が開発されてきたが,その多くは有害成分を含む。このため,環境にやさしい天然由来の腐食抑制剤が望まれている。本研究においては,この観点からホテイアオイ根からの抽出物に着目し,その腐食抑制効果を評価した。ホテイアオイの根を粉砕し硫酸(0.5M)を用いて成分抽出を行なった。この抽出物を0.5M・H₂SO₄水溶液に種々の濃度(2~10%vol/vol)で添加し,この水溶液に軟鋼試片を浸漬することで腐食試験を実施した。試験後の試片表面のキャラクタリゼーションを行なった。これらの実験から,ホテイアオイ根抽出物は軟鋼の硫酸溶液中での腐食を抑制効果を持つことを示し,その効果は濃度の増加と共に上昇することを明らかにした。この効果の発現は軟鋼表面への抽出物の吸着によるものであることを示した。

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防食

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0.5M・H2SO4溶液中での軟鋼用の腐食抑制剤としてのホテイアオイ根の酸-酸機能

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