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J-GLOBAL ID：201702260686561434   整理番号：17A0401440

0価鉄ナノ粒子上でのPCDDs/PCDFsの存在の研究【Powered by NICT】

Study of the presence of PCDDs/PCDFs on zero-valent iron nanoparticles

著者 (5件)： Calderon Blanca (Department of Chemistry, Umea University, SE-901 87, Umea, Sweden) ,  Calderon Blanca (Chemical Engineering Department, University of Alicante, San Vicente del Raspeig Road, s/n, 03690, San Vicente del Raspeig, Alicante, Spain) ,  Lundin Lisa (Department of Chemistry, Umea University, SE-901 87, Umea, Sweden) ,  Aracil Ignacio (Chemical Engineering Department, University of Alicante, San Vicente del Raspeig Road, s/n, 03690, San Vicente del Raspeig, Alicante, Spain) ,  Fullana Andres (Chemical Engineering Department, University of Alicante, San Vicente del Raspeig Road, s/n, 03690, San Vicente del Raspeig, Alicante, Spain)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 169  ページ： 361-368  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 研究はナノスケール零価鉄(nZVI)粒子は熱プロセス中のポリ塩化ダイオキシンとフラン(PCDD/Fs)のような塩素化化合物の生成を高めることを示した。しかし,nZVIはこれらの化合物の生成のための触媒として働くまたはその構造内で,PCDD/Fsのような不純物を含むかどうかは不明である。はこの不確実性を明らかにするために様々な生産法を介して合成したnZVI粒子におけるPCDD/Fsの存在を分析した。2,3,7,8 スブスチツテド同族体のいずれも,商業的に生産されたnZVIでは見られなかったが,ヒドリドほう酸塩法により生成した実験室で合成したnZVI,特に塩化鉄(III)を用いて合成した粒子よりも硫酸鉄から存在していた。最大35pg/gの全PCDD/F WHO-TEQ濃度はnZVI粒子で観察され,ヘプタ及びオクタ塩素化同族体の最も豊富なであった。ヒドリドほう酸法に用いられる試薬も分析し,著者らの知見は,FeCl_3はnZVI生成物で観測された濃度を説明できる濃度でPCDD/Fsを含んでいることを示唆した。FeClとnZVIはわずかな違いと同様のPCDD/Fパターンを示した。これらの結果は,PCDD/Fsは,生産方式中FeCl_3からnZVIへの可能性があることを示唆し,このようにして,環境修復のためのnZVIを用いたときは注意するべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 塩素化 ,  ヒドリドホウ酸塩 ,  不確実性 ,  ヒドリドホウ酸 ,  環境修復 ,  硫酸鉄 ,  *ナノ粒子 ,  触媒 ,  塩化鉄 ,  塩素化合物 ,  不純物
準シソーラス用語： ポリ塩化ジベンゾジオキシン・フラン ,  ナノスケール ,  PCDFs ,  *ゼロ価鉄 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Toxicity ,  PCDD/F ,  Nanoparticles ,  nZVI ,  塩化鉄

分類 (1件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 0価鉄 ,  ナノ粒子 ,  PCDDs ,  PCDFs ,  研究