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J-GLOBAL ID:201702260751339122   整理番号:17A0040993

スリランカ,南西高地コンプレックスからの変成岩中のモナズ石の内部組織とU-Th-トータルPbアイソクロン年代

Internal texture and U-Th-total Pb isochron ages of monazite in metamorphic rocks from the Southwestern Highland Complex, Sri Lanka
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資料名:
巻: 111  号:ページ: 351-362(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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先カンブリア紀の南西高地コンプレックス(SWHC)からのざくろ石-黒雲母片麻岩とざくろ石-黒雲母-菫青石片麻岩中のモナズ石の内部ドメインと帯状部について,化学的U-Th-トータルPbアイソクロン法(CHIME)年代測定を実施し,ゴンドワナの合体時に多重の熱イベントを被った変成岩類の進化について検討した。モナズ石はざくろ石-黒雲母片麻岩中に多量に含まれる。モナズ石にはコア-リム累帯型,残存コア含有型,複雑な累帯型,及び振動累帯型の内部組織が認められる。モナズ石のコア-リム累帯型のコアドメイン部,残存コア含有型の残存コア部,及び複雑累帯型の年代は各々533-503,1788-512,1686-678Maで,リムドメインは500-434Maの若い年代を示す。振動累帯型のモナズ石は累帯を繰り返しているにもかかわらず470±45Maの若い年代のみを示す。決定されたアイソクロン年代は4群に分けられる:グループ1は1766±140Maと1788±30Ma(現在1686±186Maの年代はグループ1に入るらしい);グループ2は679±99Ma;グループ3は533±22から481±42Maの範囲;グループ4は472±17から433±14Maの範囲。グループ1の年代はマグマの貫入年代を意味する。グループ2の年代は本地域に記録されている最も顕著な熱イベントのステージに相当する。グループ3と4は後-ピーク時熱イベントに対応すると考えられる。SWHC中のモナズ石に記録されている年代データは,中央高地コンプレックスについての既公表データと調和的で,SWHCが中央高地コンプレックスと同じ熱イベントを経験したことを示している。(翻訳著者抄録)
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