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J-GLOBAL ID：201702260771408493   整理番号：17A0864172

放射性廃棄物処理処分問題解決に向けて-RIビームを利用した世界初の破砕反応データ取得-

著者 (2件)： 櫻井博儀 (理研 仁科加速器研究セ) ,  櫻井博儀 (東大 大学院理学系研究科)
資料名： Isotope News (Web)  (Isotope News (Web))
号： 751  ページ： 7-10 (WEB ONLY)  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： U0894A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 使用済み核燃料に含まれる長寿命の核種の安定化・短寿命化のための核変換技術開発における核反応データ取得に関する研究内容を紹介した。対象核種をビームにして陽子などの標的に照射し観測する逆運動学的手法を採用し,核反応生成物識別や生成断面積を求めるフローを紹介した。核破砕や荷電交換反応データの抽出に世界で初めて成功した。陽子と重陽子では量子効果により結果に違いが出ることや,生成断面積が熱中性子捕獲断面積より5~10倍程度大きいことも分かった。

シソーラス用語： *放射性廃棄物処理 ,  ストロンチウム90 ,  セシウム137 ,  *研究施設 ,  ビーム ,  放射寿命 ,  短寿命核種 ,  長寿命核種 ,  *核変換 ,  破砕反応 ,  荷電交換反応 ,  核反応生成物 ,  断面積 ,  運動学 ,  逆問題
準シソーラス用語： *RIビームファクトリ ,  逆運動学 ,  生成断面積

分類 (1件)： 放射性廃棄物  (MB05000Y)

引用文献 (8件)：

• Y.Yano, Nucl. Instrum. Methods B., 261, 1009-1013(2007)
• H. Wang, et al., Phys. Lett. B., 754, 104-108(2016); 理研の記者発表記事 http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160219_1/
• T. Kubo, Nucl. Instrum. Methods B., 204, 97(2003); T. Kubo, et al., Prog. Theor. Exp. Phys. 2012, 03C003 (2012)
• T. Sato, et al., J. Nucl. Sci. Technol., 50, 913(2013)
• A. Boudard, et al., Phys. Rev. C., 66, 044615(2002)

タイトルに関連する用語 (7件)： 放射性廃棄物処理 ,  問題解決 ,  RI ,  ビーム ,  世界 ,  破砕反応 ,  データ取得