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J-GLOBAL ID:201702260829415697   整理番号:17A0312249

ネオニコチノイド系殺虫剤イミダクロプリドと有機りん系殺ダニ剤クマホス曝露後のミツバチ女王(Apis mellifera)における精子生存率と遺伝子発現【Powered by NICT】

Sperm viability and gene expression in honey bee queens (Apis mellifera) following exposure to the neonicotinoid insecticide imidacloprid and the organophosphate acaricide coumaphos
著者 (5件):
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巻: 89  ページ: 1-8  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: C0585A  ISSN: 0022-1910  CODEN: JIPHAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ミツバチ個体数の減少は世界的な関心事である。多くの因子は,寄生生物,病原体,栄養失調と農薬を含むこれらの減少を引き起こすようである。戦闘Varroaダニと農業における作物保護のための広く使用されている,それぞれ,有機リン殺ダニ剤クマホスとネオニコチノイド系殺虫剤イミダクロプリドの残留物はワックス,花粉とくし形試料で検出された。ミツバチ女王の受精嚢に蓄えられた精子の生存性に及ぼす種々の用量でのこれらの化合物の影響を評価した。著者らの結果は,亜致死用量のイミダクロプリド(0.02ppm)は処理後50%,7日で精子生存率を減少することを示した。精子生存率は,高用量クマホス(100ppm)で処理した女王における下降傾向(約33%)であったが,有意差はなかった。化学物質に曝露したミツバチ女王バチと働きバチにおける発達,免疫応答および解毒に関与する遺伝子の発現は,qPCR分析により測定した。データは,特異的遺伝子の発現レベルは,処理後1日に誘発されたことを示した。P450サブファミリー遺伝子,CYP306A1,CYP4G11とCYP6AS14の発現レベルは,低用量クマホス(5ppm)とイミダクロプリド(0.02ppm)で処理したミツバチ女王における減少した。さらに,これらの二化合物は1日目に女王における抗酸化,免疫と発育に関連した遺伝子の発現を抑制した。働きバチにおけるこれら化合物による抗酸化剤のアップレギュレーションは1日目に観察された。クマホスも労働者におけるCYP306A1とCYP4G11の抑制を引き起こした。抗酸化剤はミツバチに化学的損傷を妨げると考えられた。DWV複製はイミダクロプリドで処理した労働者で増加することを見出した。本研究では,化学曝露は女王ミツバチにおける精子生存率に影響を及ぼすことができることを実証した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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動物生理一般 
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