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J-GLOBAL ID:201702260896514301   整理番号:17A0376812

同位体希釈マイクロフロー液体クロマトグラフィー-質量分析法によるマウス組織における甲状腺ホルモンの定量【Powered by NICT】

Determination of thyroid hormones in mouse tissues by isotope-dilution microflow liquid chromatography-mass spectrometry method
著者 (18件):
資料名:
巻: 1033-1034  ページ: 413-420  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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甲状腺ホルモン(TH)は成長,ヒトにおける代謝と開発と野生生物のような多くの生物学的過程の調節に重要な役割を果たしている。一般的に,THレベルは免疫学的試験(IA)法により測定したが,これらの試験で用いた抗体の特異性は選択性を制限している。過去10年間で,液体クロマトグラフィー-質量分析(LC MS)とタンデム質量分析(LC MS/MS)を用いたいくつかの分析法はTHを測定するために開発した。これらの新しい技法はIA解析よりもより正確であることを証明し,それらは異なるヒトおよび動物組織におけるTHレベルの定量のための広く使用されている。試料の200と500mgの使用文献に記載されているLC-MS/MS法の大部分が,被験者としてマウスを用いて行った前臨床研究,特にこの量が高すぎると考えられる。組織の量を減少させることを分析法が必須である。本研究では,六THの分析のための手順を開発した;L-チロキシン(T4),3,3′,5-トリヨード-L-チロニン(T3),3,3′,5′-トリヨード-L-チロニン(rT3),3,5 ジヨード l チロニン(rT2),3,3′-ジヨードLサイロニン(T2),3-ヨード-l-チロニン(T1)同位体(~13C_6T4,~13C_6T3,~13C_6rT3,~13C_6T2)希釈液体クロマトグラフィー-質量分析を用いた。既報の方法と主要な違いは,マイクロ配置におけるnanoUPLC(超高性能液体クロマトグラフィー)システムの利用にある。この方法は公表された方法と比較して低下を招き,カラム内径,流速,および注入体積。すべてのこれらの改善の結果は,分析に必要な試料量の減少である。法を六種類の異なるマウス組織:肝臓,心臓,腎臓,筋肉,肺と褐色脂肪組織(BAT)で試験した。nanoUPLCシステムは,正イオンモードのエレクトロスプレイイオン化を用いた四重極飛行時間型質量分析計(Q TOF2 MS)と結合した。解析方法では機器検量線は0 100pgμL~( 1)から構築した,それらのすべてが良好な直線性を示した(r~2>0.99)。定量限界はカラムに注入された2.5~5pgであった。スパイクしたマウス肝臓及びスパイクしたマウス筋を用いて計算した本法の回収率は全ての誘導体に対して<10%の変動係数(CV)で83%と118%の間(高濃度でT1とrT2を除いて)であった。新しい方法論は,21~100mgの範囲でT4及びT3濃度を測定し,種々のマウス組織における甲状腺ホルモン濃度に対するより広範な洞察を与えることを可能にした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の各種分析  ,  生物薬剤学(基礎) 

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