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J-GLOBAL ID：201702261352225339   整理番号：17A0502970

Midply Wall System耐力壁に用いる合わせたて枠の座屈試験

著者 (6件)： 岡部実 (ベターリビング) ,  服部和徳 (ベターリビング) ,  岡崎友也 (日本システム設計) ,  三宅辰哉 (日本システム設計) ,  麓英彦 (カナダ林産業審議会) ,  ショーン ローラー (カナダ林産業審議会)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 67th  ページ： ROMBUNNO.H17-10-1315  発行年： 2017年02月27日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中層・大規模木造建築物を枠組壁構法で建設する場合,低層階では高耐力な壁体が必要となる。カナダでは,構造用パネルを枠組壁構法構造用製材平使いで挟み,CN75くぎを用いて二面せん断でのMidply Wall System耐力壁(以下MPWとする。)が開発され,水平力に対して高いせん断性能があることが報告されている。一般に枠組壁構法では面材を枠材に緊結することで,鉛直力に対する設計は強軸方向に座屈するが,MPW耐力壁は,枠材を平使いとしているため鉛直力に対する座屈は弱軸方向となる。本研究では合わせたて枠の接合具種類,積層数を変数とした座屈試験を実施し,座屈性能を確認することを目的とする。層数が増加するとともに最大荷重は増加する傾向を示し,くぎ接合と木ねじ接合の座屈最大耐力は概ね同様の値を示した。曲げ剛性からオイラー式を用いて計算される座屈荷重に対し,座屈試験の最大荷重は2倍程度の値を示した。摩擦の影響が考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *木構造 ,  枠組壁構法 ,  *耐力壁 ,  座屈試験 ,  *座屈荷重 ,  終局荷重 ,  曲げ試験 ,  曲げ剛性 ,  釘接合 ,  ねじ ,  釘
準シソーラス用語： 最大荷重 ,  木ねじ

分類 (1件)： 木構造  (RA04020P)

タイトルに関連する用語 (3件)： 耐力壁 ,  たて枠 ,  座屈試験